
大災害で被害を受け放送が出来なくなった時に相手の放送局から安全安心情報を放送してもらおうという相互援助協定を和歌山放送と四国・徳島県の四国放送が締結することになり、11日南海フェリーに乗って徳島まで行き四国放送で調印式を無事済ましてきました。
震災は忘れたときにやってくるといいます。阪神大震災でも、高速道路の高架部分がいとも簡単に倒壊したことが象徴するように何が起こるか予測がつきません。ラジオ局は、ライフラインのひとつとして被災状況のほか、安全、安心情報、生活情報を住民、リスナーの皆さんに素早く、正確に伝える重要な役割を担っています。今回の協定は、「万が一」「最悪の事態」に備えたもので、発動されないことを祈っていますが、こうした備えで、両社の社員の防災意識が高まり、日常の番組、ニュースに生かされていけばそれにこしたことはありません。
また、防災面に限らず日常の番組作りでも両社の社員が連携、番組やニュースの相互の乗り入れなど海を挟んで隣同士の両県の交流のきっかけとなればと願っています。続きを読む