
わかやまの底力・市民提案実施事業の選考委員会が10日、JR和歌山駅地下のわかちか広場で行われました。この日は、「できることからすぐやる部門」の2時選考会で15グループ・団体が公開プレゼン方式で行われ、選考順位を決めました。
私も6人の選考委員の一人として午前10から午後3時すぎまでの選考会に参加しましたが、いずれも環境問題や子育てや食育、和歌浦やぶらくり丁の活性化を目指す熱心な市民グループ、NPOの提案だけに甲乙つけ難く各委員さんも頭を痛め、ぐったりと疲れる一日でした。参加された市民の皆さん、市の担当者の方々ほんとうにご苦労様でした。
ところで、この底力事業は、大橋市長の施策で、今回3年目を迎えますが、街の活性化に熱心に取り組む和歌山大学の学生ら常連のグループも多く、この2年間この事業を通じて市民、NPO担当者と市の担当者との間に「協働」の精神や行動が生まれるなど底力効果が出つつあるのも事実。しかし、市民の提案で、沈滞したワカヤマを活性化しようという意味ではまだまだという言い方も出来ます。
ワカヤマの宝物である和歌浦やぶらくり丁を何とかしたいという提案は、毎年各団体から多数出てきます。今後は、市側がこうした市民側の提案、行動、運動、エネルギーをまとめたり、市民グループ同士のコラボや市担当部局とのコラボで誰の目にも「ワカヤマに元気が出てきた」という状況を作り出すことではないでしょうか。
続きを読む