


和歌山放送の第87回情報懇談会が26日午後、和歌山市内のホテル、アバローム紀の国で開かれました。今回は「対論 時代を読む 政治から社会問題まで」がテーマで、講師はともに元・毎日新聞記者で「サンデー毎日」編集長を務めた、ジャーナリストの鳥越俊太郎さんと、和歌山放送「もっと、つれわか」金曜日コメンテーターで毎日新聞客員編集委員の八木亜夫さん。
戦災に匹敵する大きな被害をもたらした東日本大震災の直後だけに、菅政権の対応や危機管理、日本人の生活のありようなどお二人の自由な発想・立場からの指摘や提言が注目を集め、会員企業のトップや各界から多くの皆さんが参加、熱心に聞いていただきました。
鳥越さんは、先日原発事故を起こした東京電力・福島第一原子力発電所の正門前まで突撃取材したばかりで、「被災地の光景は、原爆を投下されて焼け野原になった広島、長崎の光景、さらには東京大空襲の光景を見るようだ。日本人はそれを乗り越えてすごいスピードで復興してきました。今回もそうで日本にはこの大災害を乗り越える力が必ずあります」との発言が強く印象に残りました。
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