2008年04月20日

丹生都比売神社で「花盛祭」

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 かつらぎ町にある世界文化遺産の丹生都比売(にうつひめ)神社で20日開かれた春の大祭「花盛祭(はなもりさい)」に参列してきました。
 神社内は、春の訪れを祝う祭らしく季節の花が竹筒に入れて飾られ、この日は快晴に恵まれて蝶々が舞うなどまるで別天地のような華やかさ。京阪神などから大勢の参拝客や観光客らで賑わいました。
 祭典では、厳かな祝詞奏上などの後、地元の子どもたちによる「浦安(うらやす)の舞」や雅楽、舞楽の奉納、渡御の儀などのほか、野点や餅撒きも行われました。
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 また丹生都比売神社は、1700年前の創建とされる古社で、弘法大師が約1200年まえに高野山を開山した際には、この神社の神から広大な社地を借り受けたと伝えられるなど、高野山とは縁の深い社。神仏融合はじまりの社で、世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されています。
 この日の祭には、今年4月から日本仏教会会長に就任されたばかりの松長有慶(まつなが・ゆうけい)高野山真言宗管長(高野山補陀洛院(ふだらくいん)住職で、総本山金剛峯寺座主)も参列されていました。
 また島正博・島精機製作所社長と島和代・和島興産社長夫妻、小田章・和歌山大学学長らも参列されていました。

□和歌山放送ニュース再録


◎丹生都比売神社で「花盛祭」

 かつらぎ町にある世界文化遺産の丹生都比売(にうつひめ)神社で、きょう(20日)、春の大祭「花盛祭(はなもりさい)」が開かれ、大勢の参拝客や観光客らで賑わいました。
 「花盛祭」は花を供え、春の訪れを祝うものです。
参道には、季節の花が竹筒に入れて飾られ、午前10時から祭典が始まりました。
 祭典では、本殿の扉が開けられ、祝詞が奏上されたあと、地元の子どもたちが、「浦安(うらやす)の舞」を奉納し、祭を祝いました。
 会場では、雅楽が演奏され、野点も行われました。
午後は、鎌倉や室町時代に、神輿(みこし)行列が、和歌山市和歌浦の玉津嶋神社まで巡幸した「浜降り(はまおり)神事」がもととなったいわれる「渡御(とぎょ)の儀」や餅撒きも行われました。
(2008年04月20日16:48)

posted by wbs at 18:58| Comment(0) | ディスカバーワカヤマ
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