
(ぶらくり丁のフォルテワジマ前をねる神輿)
和歌山城天守閣再建50周年記念イベントの城フェスタ’08が18日開幕、紀州東照宮の伝統の祭り「和歌祭」の渡御行列が和歌山城から京橋、ぶらくり丁など市中心街を練り歩きました。
私も午前10時から、東照宮で行われた神事と勇壮な神輿おろしを見た後、午前11時から和歌山市の和歌山城砂の丸広場で行われた「城フェスタ」のオープニングセレモニーに参加、午後は市中心地を練り歩いた和歌祭の渡御行列を見学しました。
好天にも恵まれ、本町通りの京橋やぶらくり丁を練り歩く勇壮な神輿や行列は見ごたえがありました。
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(勇壮な東照宮の神輿おろし)

(和歌山城砂の丸でのオープニング式典)

(京橋には和歌山放送の放送基地も)
城フェスタ08は、戦争で焼失した和歌山城天守閣が、再建されて、今年で50周年を迎えるのを記念して開催されました。
和歌山城砂の丸広場の記念セレモニーでは、公募で選ばれた徳川吉宗とその正室・真宮理子姫(さなのみや・まさこひめ)役の2人が、開会を宣言、県の無形民俗文化財に指定されている木ノ本の獅子舞や団七踊りが披露されました。
四百年以上の歴史と伝統を誇る「和歌祭」は例年、東照宮とその周辺で行われていますが、今年は城フェスタに合流、渡御行列が和歌山城周辺を練り歩いたのは7年ぶりだとか。
素晴らしい祭だけに毎年和歌山城周辺、市中心部で行えないものか、と思いました。
また、県内はもちろん京阪神にPRすれば多くの観光客を集めそうな伝統の祭なのに、和歌山市民でさえ「祭やったん。知らんかった」という知人も多く残念です。
□和歌山放送ニュース再録
◎城フェスタ開幕、和歌山城周辺を和歌祭渡御行列
和歌山城天守閣再建50周年記念イベント「城フェスタ’08(ぜろはち)」が、きょう(18日)開幕しました。
「城フェスタ’08」は、戦争で焼失した和歌山城天守閣が、再建されて、今年で50周年を迎えるのを記念して開催されるもので、11月まで、和歌山城や周辺でさまざまな催しが繰り広げられます。
この「城フェスタ」のオープニングを飾るイベントが、きょう午前11時から和歌山市の和歌山城砂の丸広場で行われました。
記念セレモニーに続き、公募で選ばれた徳川吉宗とその正室・真宮理子姫(さなのみや・まさこひめ)役の2人が、開会を宣言、続いて、県の無形民俗文化財に指定されている木ノ本の獅子舞や団七踊りが披露され、和歌山城公園やその周辺は家族連れや観光客らで賑わっています。
また、きょうは和歌山城の天守閣が無料開放されています。
一方、江戸時代から続く紀州東照宮の伝統の祭り「和歌祭」もきょう行われています。
午前中は、東照宮で、およそ2000人が見守る中、勇壮な神輿おろしが行われ、そのあと「城フェスタ」に合流、7年ぶりに渡御行列が和歌山城周辺を練り歩きました。
きょう開幕した「城フェスタ」は、土曜日曜を中心に、「紀州おどりぶんだら節」や「紀州よさこい祭り」など様々なイベントを行い、11月23日の「食祭」まで展開されます。
(2008年05月18日15:00 報道部)