2008年06月10日

四川大地震被災地へ救援物資

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 中国・四川大地震の被災地に救援物資を贈る与党国会議員の訪中団が、8日チャーター機で四川省・成都を訪れ、テントなどの救援物資を引き渡しましたが、和歌山放送では同行取材に東京支社長の中村栄三記者を派遣、現地の模様を記事やレポートで報告してもらいました。
 私宛にも写真と報告が入りましたので紹介します。




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 今回の「中国四川大地震への救援物資支援派遣団」は、与党の国会議員136人でつくる『日中関係を発展させる議員の会』のメンバー15人を含む総勢65人です。
 派遣団長は二階俊博自民党総務会長で武部勤元自民党幹事長、西博義公明党国会対策筆頭副委員長ら自民党・公明党の与党の国会議員15人と同行企業・日本赤十字・外務省・中国大使館員・事務局員・報道陣です。
 同行記者は、基本的には在京の全国紙、テレビ局の記者とカメラマンですが、和歌山放送は「グローカルな報道」を目指しており、団長が地元の二階さん、同行企業の中にも、援助物資を贈った和歌山市の島精機製作所の増井英和輸出部部長らも参加しており、中村記者の派遣を決めました。
 片道5時間近く・往復10時間近くかかる日帰りの弾丸ツアーで、現地の滞在時間が4時間程度しかない強行軍ですが、成都空港での物資の引渡式・そして、成都市内のホテルで四川省幹部と面会しての福田総理から故錦濤国家主席宛のお見舞いの親書を渡し、さらに世界一のベッド数4300床を持ち・日本の医療チームが活動した四川大学華西病院を訪問しての、患者へのお見舞いなどを行いました。(写真参照)
 中村記者によると、成都は、震源地から約100キロ離れており、街中を見た限り、震災の様子は感じられなかったが、病院の壁の煉瓦が地震で剥がれ落ちたりしていたそうです。病院には地震の被災者2617人が入院し、現在の入院者は399人だそうです。
 また今回の緊急物資輸送にあたった全日空は、ボランティアでチャーター便を出し、伊東信一郎代表取締役副社長執行役員ら幹部が参加していたといい、「中国側は、地震直後の救援隊の派遣、医療チームの派遣、そして今回の救援物資の輸送ということで、対日感情は良くなっている」と、同行した日本大使館員は説明していたそうです。

 

□和歌山放送ニュース再録

◎四川大地震で二階団長の与党議連が救援物資を届ける

 中国・四川大地震で被災を受けた人たちに救援物資を贈る与党国会議員の訪中団が、8日チャーター機で四川省・成都を訪れ、テントなどの救援物資を引き渡しました。
 四川省を訪れたのは、団長の自民党の二階総務会長や武部元幹事長、公明党の西博義国会対策筆頭副委員長ら15人の与党国会議員と、今回救援物資を贈った島精機製作所の代表らです。
 一行は、きのう(8日)午後、全日空のチャーター便で成都空港に到着し、テント300張りや水・食料品・学用品などを四川省当局者に引き渡しました。
 一行はこの後、成都市内で四川省政府の幹部と面会し、福田総理から胡錦濤国家主席あてのお見舞いの親書を渡しました。
 また、日本の医療チームが活躍した四川大学華西病院を訪れ、被災者を励ましました。
 救援物資を引き渡した後、団長の二階総務会長は「災害復旧は容易なことではないが、我々の行動が災害に打ちひしがれている人々に元気を出し、立ち上がる一助になることを願っている」と記者団に話しました。
(2008年06月09日09:35 報道部)
posted by wbs at 13:42| Comment(0) | 和歌山放送のこと
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