2008年06月18日

坂本冬美さんを紀ノ川で紅白へ

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 和歌山県出身の歌手、坂本冬美さんが、デビュー21年で初の地元をテーマにした「紀ノ川( 女房気質)」のキャンペーンで和歌山放送を訪れ、午後1時前の「ひるどき紀州路」さらに「むつろうの午後はなるほどっー」に生出演してくれました。
 あれほどのヒット作を歌いながら、地元の歌は初めてというのも不思議ですが、有吉佐和子作の小説「紀ノ川」をテーマにした文芸作シリーズの第3弾だそうで、和歌山から火をつけて大晦日のNHK紅白歌合戦に出てもらわないことには、和歌山県人としては格好がつきません。素晴らしい歌です。ぜひ応援を!

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 私は、坂本冬美さんが2年がかりで仕上げたいうオリジナル・アルバム「名作歌つづり」で、「紀ノ川」を聞きましたが、なかなかの名曲です。
 番組の中で小林睦郎さんが触れていましたが、このアルバムの中の5曲目「十六(いざ)酔いカルメン」の作曲は、和歌山市在住のミュージシャン奏カナミさん。演歌の坂本冬美さんとは一味違った一面を引き出しておりこれも楽しめます。
 また生出演は約1時間におよび、デビュー前、作曲家、猪俣 公章さんの家での住み込みの修行時代にベンツの運転手をして、先生が銀座で飲む間、車の中で歌の練習や睡眠を取っていたという苦労話、ヒット作となったデビュー曲「あばれ太鼓(1987年)」は、先生から曲をもらった当初男歌なので気に入らず「先生これは売れないと思います」と言ってしまって、先生から「百年言うことが早い」とこっぴどくしかられたエピソードなどが飛び出していました。
 また結婚観についても「40になってお母ちゃんにもうええやろ、って言って貰った」「1人が楽でそれ以上の人が出れば別ですが…。多くのファンが恋人」など結婚観や、その健康と美貌を維持するためのメタボ対策にまでおよび、さらには次々と寄せられるリスナーからのリクエスト、注文に気さくに応え、「紀ノ川」の台詞を、和歌山弁で語ってくれるなど、冬美さんの魅力的な素顔が十二分に伝わる内容の濃い番組でした。
 ラジオカーレポートも、「紀ノ川」のDVDに使われているという九度山町の高野山真言宗別格本山、慈尊院(じそんいん)から、中川智美さんがレポート、坂本冬美さんのファンという安念清邦住職さんも登場してくれていました。
 ありがとうございました。
 また社員の中にも、坂本ファンが多く、本社4階のスタジオの周りには、坂本冬美さんを一目見ようと社員が自然と集まってくるほどの人気でした。

posted by wbs at 16:11| Comment(0) | 和歌山を歌の街に
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