2008年06月22日

新宮で地域資源シンポ

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 地域資源を活かした紀南地方の活性化について話し合うシンポジウムが、21日午後、新宮市で開かれ、無事終了しました。
昨年12月の田辺でのシンポに続くもので、独立行政法人・中小企業基盤整備機構の鈴木孝男理事長らに「ぜひ新宮でも開催を!」と話していたのが、実現したものです。
 東京から、鈴木理事長、岩井良行・中小企業庁次長らが駆けつけ、主催者あいさつや基調講演を、さらには二階俊博・前経済産業大臣も来賓あいさつ、パネルディスカッションは、地元経済人の6人にコーディネーター役は仁坂吉伸知事が買って出るなど豪華キャストのシンポジウム。会場には、経済産業省の近畿経済産業局、中小機構近畿支部、県庁、新宮など周辺自治体、各経済団体の実務者が顔をそろえ、会場は立見の人が出るなど熱気であふれていました。
 呼びかけ人の一人としてうれしい限りで、遠いところ足を運んでいただき、和歌山の活性化策を熱心に語っていただいた講師、パネラーの皆さん、ほんとうにありがとうございました。
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□和歌山放送ニュース再録

◎地域資源シンポ、500人が熱心に

 地域資源を活かした紀南地方の活性化について話し合うシンポジウムが、きょう(21日)、新宮市で開かれました。
 これは、独立行政法人・中小企業基盤整備機構近畿支部や和歌山県などが主催する「地域資源シンポジウム」で、きょう午後3時半から、新宮市の職業訓練センターで開かれ、およそ500人が、地域を元気にする議論に耳を傾けました。
 シンポジウムでは、中小企業庁・次長の岩井良行(いわい・よしゆき)さんが、基調講演し、「地域の経済を元気にしていくには、それぞれの地域が持っている農水産物や観光資源などをブランド化していくことが大事だ」と述べました。
 このあと、「地域資源を活かした紀南地方の活性化」をテーマに、地元企業のトップや経済界の代表らが参加し、和歌山県の仁坂吉伸知事のコーディネートでパネルディスカッションが行われました。
 この中で、新宮市内にある酒造メーカー、尾崎酒造社長の尾崎征朗(おざき・いくろう)さんは、「鯨をモチーフにした酒造りなど、地元の商工会と連携した事業展開」を紹介しました。
 新宮商工会議所会頭の瀬古伸廣(せこ・のぶひろ)さんは、「新宮は、日本有数の木材の生産地、近い将来、品質の良い木材が見直され、需要が高まる」とブランド化への期待を寄せました。
 那智勝浦町観光協会会長の外山靖夫(とやま・やすお)さんは、「世界遺産と生マグロの町をアピールし、活性化につなげたい」と語りました。
 和歌山放送ラジオでは、きょうのシンポジウムの模様を、7月6日正午から、1時間の特別番組で放送します。
(2008年06月21日18:19| 報道部)
posted by wbs at 16:40| Comment(0) | 和歌山を歌の街に
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