

北京オリンピックのレスリング男子フリースタイル60s級で銅メダル獲得した湯元健一選手がふるさと和歌山市に凱旋、5日午後の和歌山放送のワイド番組「むつろうの午後はなるほどっ」にスタート前から番組終了まで3時間余出演してくれました。
湯元選手は五輪前にも、同じ番組に出演してくれていますが、今回は地元で熱烈歓迎を受け、お疲れのところを和歌山放送に駆けつけ、子どもたちに多くの夢を語ってくれました。
ほんとうにありがとうございました!


この日はちょうど、7年後の和歌山国体に向けて、第70回国民体育大会和歌山県準備委員会の第2回総会が開かれ、各競技種目の会場が選定されました。
湯元選手の銅メダル獲得が、選手育成や施設整備はもちろん、子どもたちが国体や五輪を目指して大きな夢を抱けるきっかけになればと心から思います。
□和歌山放送ニュース再録
◎7年後の和歌山国体、競技種目の会場選定
7年後に和歌山で開催される第70回国民体育大会和歌山県準備委員会の第2回総会がきょう(5日)午後、和歌山市のホテルアバローム紀の国で開かれ、各競技種目の会場が選定されました。
それによりますと、開会式と閉会式は和歌山市の県営三井寺陸上競技場で行われ、体操や柔道は、和歌山市に新設される県立総合体育館が選定されました。また、シンクロナイズドスイミングやライフル射撃など、一部の競技は県外の会場が選定されました。きょうの総会で、準備委員会会長の仁坂吉伸知事は、「できるだけ県内全域でやりたい。競泳と水球の県内開催の要望が強いが、様々なことを考慮していきたい。また、競技力向上の戦略を練って、総合優勝を目指したい。」と話しました。
(2008年09月05日17:08 報道部)
◎湯元選手「ロンドンは兄弟で金メダル取りたい」
和歌山市出身で、北京オリンピックのレスリング・男子フリースタイル60キロ級で銅メダルを獲得した湯元健一(ゆもと・けんいち)選手が、きょう(21日)午後、和歌山放送の番組に電話出演して「次のロンドンでは、兄弟で金メダルを取りたい」と話し、喜びと決意を新たにしました。
湯元選手は、きょう(21日)午後、和歌山放送のワイド番組「むつろうの午後はなるほどっ」に電話出演し、小林睦郎アナウンサーから祝福の言葉を受けました。
そして湯元選手は、3位決定戦を振り返って「第1ピリオドは負けるとメダルがなくなると思って怖かったが、第2ピリオドは弟のアドバイスを思い出して、タックルが得意な自分のレスリングに持ち込めた」と話しました。
さらに湯元選手は「銅メダルが決まった瞬間、嬉しさやいろんな事がこみ上げてきた。次のロンドンでは、弟の進一選手と兄弟で金メダルを取りたい」と、喜びと4年後への抱負を話しました。
湯元選手は、24日に開かれる閉会式に出席した後、帰国する予定です。
(2008年08月21日16:12 報道部)
◎北京五輪レスリングで 和歌山市出身の湯元選手銅メダル
北京オリンピック12日目のきょうは、レスリングの男子フリースタイルが始まり、和歌山市出身で60キロ級の湯元健一(ゆもと・けんいち)選手は、3位決定戦でキルギスの選手を下し銅メダルを獲得しました。
2回戦から登場した湯元選手は、初戦でタジキスタンの選手にフォール勝ちし、続く3回戦でインドの選手に判定勝ちしました。
しかし準決勝で、ウクライナのワシル・フェドルイシン選手に判定で敗れ、湯元選手は3位決定戦に回りました。3位決定戦で湯本選手はキルギスの選手を下し銅メダルを獲得しました。和歌山県出身の選手としては、1996年アトランタ大会の野球で杉浦正則(すぎうら・まさのり)さんが銀メダル、レスリングフリースタイル74キロ級で太田拓弥(おおた・たくや)さんが銅メダルをそれぞれ獲得していて、それ以来のメダル獲得となります。湯本選手は5月のオリンピック予選最終戦で出場枠を獲得し、その後の国内大会を勝って代表に決まりました。2005年と2006年に全日本選手権を連覇しています。現在は出身校日本体育大学の助手を務めています。 湯本選手の銅メダル獲得について仁坂吉伸知事は、「相手に向かっていく闘争心あふれる姿は、和歌山県民、国民に大きな勇気と感動を与えてくれました。さらなる練習を積み重ね、次のロンドンオリンピックでは金メダルを獲得することを期待します。」とのコメントを出しました。
(2008年08月19日19:18 報道部)
◎レスリングの湯元選手が大橋市長を表敬訪問
レスリングフリースタイル60kg級で北京オリンピック出場が決まっている、和歌山市出身の湯元建一(ゆもと・けんいち)選手が、きょう(7日)午後、和歌山の大橋建一(おおはし・けんいち)市長を表敬訪問しました。
湯元選手は山路明(やまじ・あきら)監督と共に、きょう(7日)午後4時半に和歌山市役所を訪れ、市長室で大橋市長にオリンピックへの参加決定報告をしました。
湯元選手は「今までの集大成として、全力を尽くしたいです」と抱負を述べました。
また記者の質問に対し「北京には塩分の補給として、おいしい梅干しを持っていきたい。そして、自分が今までやってきたことを全力を出して臨めば、表彰台も見えてくる」と話しました。
湯元選手は、あさって(9日)まで和歌山に滞在し、その後は東京のナショナルトレーニングセンターで合宿後、来月の14日に北京入りする予定です。
(2008年07月07日18:01 報道部)