2008年11月01日

放送局の再免許

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 和歌山放送の無線局免許状(放送局の再免許)が11月1日で総務大臣から交付され、10月30日大阪の近畿総合通信局での交付式で、稲田修一局長から免許状が手渡されました。
 放送と通信の融合、デジタル化によるユビキタス社会の到来という放送界、そしてラジオ界も激動の中にあり、受け取った免許状はずしりと重たく感じました。
  今年和歌山放送は、創業50周年、来年4月で開局50周年を迎えます。中波ラジオ放送免許の有効期間は、平成25年10月31日までの5年間ですが、2011年7月24日の地上波テレビの完全デジタル化に象徴されるように、放送界はテレビのみならずラジオを含めて激動の時代を迎えています。
 インターネットや携帯電話の飛躍的な普及、デジタル化と…技術の飛躍的な進歩普及で、放送と通信の融合というより放送界の液状化ともいえる現象が広がるとみられ、中波のアナログラジオも無関係ではいられません。
 また、交付式では、再免許に合わせて鳩山邦夫総務大臣から「再免許に当たっての要請」もありました。
 「国民的なメディア」としての放送は、災害時等の情報収集手段としてその公共性、言論報道機関として社会的役割りは一層重要なものとなるとして、
1、放送番組の編集及び放送に当たっては、放送法の規定及び自ら定めた番組基準を遵守し、真実・公平な報道等を通じて我が国の健全な民主主義の発達に資するとともに、豊かな放送文化の創造に寄与すること。
また、放送の公共性、社会的責務の重要性を深く認識し、放送に携わる者の放送倫理の向上に努めること
2、人権及び児童・青少年に与える影響に十分配慮
3、放送番組審議機関及び番組考査機構の機能の発揮
4、災害報道の充実、放送施設の安全性・信頼性の向上
など4点です。
posted by wbs at 22:04| Comment(0) | 和歌山放送のこと
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