2009年01月25日

韓国人ヴォーカリスト、ウンサンのライブ

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 韓国人ジャズシンガー・ウンサン(Woong San)のスーパーボーカルライブが25日夕、和歌山市和歌浦南の和歌の浦アートキューブでありました。昨年12月17日にリリースした日本メジャー・デビューアルバム「Feel Like Making Love」の発売記念ライブとして開かれたもの。人気、実力とも韓国ナンバーワンのジャズボーカリストとして知られるだけに「さすが!」という歌声、サポートする日本のジャズメンも一流で至福の時間を過ごさせていただきました。




 1996年に韓国でデビューし、2004年の日本デビューでは、「ジャズマニアたちを圧倒した」、という“伝説”ももなずけます。
 まずしっかりした英語力、それに加えて天性のリズム感があり、ささやくような歌声でも、会場の空気を一気に変える張りのある声量でも魅力的なのです。
 インタビューなどで、ビリー・ホリデーに影響を受けジャズの道を志し、アレサ・フランクリンやニーナ・シモンなどに影響を受けた、というのが分かる気がします。
 確かな英語での表現力とフィーリングで、ジャズのスタンダードは「これはただものでない!」という快感がありましたが、私は、彼女の才能は、ジャズにこだわらないオリジナルにあるのではないかとも思いました。ハングル語での甘い声には、底知れぬ魅力があります。日本語もかなり使えるので、日本の歌なども歌えば、日本でも多くの人の心をとりこにするヒット曲が生まれそうです。
 今回のアルバムに加えて、07年韓国で発売された「Yesterday」の2枚を思わず購入してしまいました。これからじっくり 聴くのが楽しみです。


 

posted by wbs at 22:35| Comment(0) | 和歌山を歌の街に
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