
和歌山市出身で現在東京を拠点に活動中の音楽家、西島麻子さんの企画するミニコンサートを聞く機会に恵まれました。東京芸術大学作曲科卒の西島さん編曲のイングランド民謡「グリーンリーブス」やアイルランド民謡「ロンドンデリーの歌」、シャブリエ作曲の「狂詩曲スペイン」など8曲を、西島さんのピアノと解説付き、斉藤光晴さんのフルートで楽しませていただきました。

西島さんは、作曲からピアノ演奏はもちろん、近現代絵画とのコラボレーション演奏会の企画や、自ら主宰する演奏家集団「音空間プロジェクト」の公演の出演と総合プロデュースを全国で続けるなど多彩です。
独創的な音楽活動に対してアゼリア賞、大桑文化奨励賞、和歌山市文化奨励賞、きのくに芸術新人賞(和歌山県)を受賞しています。
この日のミニコンサートは、納税協会和歌山調査部会がダイワロイネットホテルで開いたものです。
素晴らしい演奏のお礼を兼ねて、控え室を訪ね、東京にお住まいですが、ふるさと和歌山に帰られた際は、ぜひラジオ出演してクラシック音楽の魅力を語っていただきたい、とお願いしました。
「実は夫なんです」と、斎藤さんを紹介されました。ご夫婦でこんな演奏ができ公演旅行ができるなんてほんとうに素晴らしいことでうらやましい限りです。