
「おどるんや 紀州よさこい祭り」の審査員を今年も8月2日、和歌山城の砂の丸広場でさせてもらいましたが、その審査来賓部会の打ち上げの会に参加しました。世代も仕事の業種も全く違うのですが、集まった人たちは、「和歌山を元気にしよう」想いは共通。情報交換や夢を語り合う素晴らしい一夜でつい飲み過ぎてしまいました。

(8月2日のおどるんや)

「おどるんや」は、6年前に西平都紀子さん(NPO紀州お祭りプロジェクト会長)ら数人が「和歌山を元気にする」「5年で必ず和歌山を変える」と結成、04年7月からスタートしました。
6年目の今年は、ぶんだらとも連動、8月1,2日の和歌山城やぶらくり丁周辺は「和歌山にこんなに人がいたんや!」と感動する声をあちこちで聞くほど賑わいを見せていました。
またこの祭りのエネルギーは、行政の補助金などを頼らず、若者たちが自主的に活動している点にあります。
私が和歌山に来た年にスタート、踊っている老若男女の目つきはそこらの盆踊りとは違う輝き、真剣さがあるのに注目していました。そしてその真剣さの秘密は、「和歌山を元気にする」という共通の想いにあることを知って納得しました。
私も3年前からボランティアで審査員に参加、この祭りを影で支える若者たちと語り合える打ち上げの会も楽しみにしています。
今年は、西平会長ら実行委幹部も参加、当日は審査に真剣でゆっくり話せなかった山上範子・りら芸術創造高等専修学校校長ら他の審査員の方々、また祭り当日審査員グループを影で支えてくれている西川隆博さんら県庁のボランティアグループの面々ら20数人が、フォルテワジマ7階の「バベーナ」に集合。楽しい異業種交流の打ち上げとなりました。
私が「西川組」と呼んでいる県庁職員のボランティア活動は献身的かつ前向きで、私が長年の記者活動で染み付いている「お役人」「お役所仕事」のイメージを変えさせてくれています。
この祭りの強さは、こんなところにもあるのだと実感します。