2009年10月03日

与良・毎日新聞論説委員、講演

090906.jpg 

 「第3回毎日ウイーク・イン・和歌山」の一環として和歌山市のフォルテワジマ4階で3日、与良(よら)正男・毎日新聞論説委員の講演会「政治のゆくえ」(和歌山県・市後援、和歌山放送協賛)が開かれました。
 政権交代直後だけに政治への関心は高まっており、約250人の来場者からは、講演の後も質問が相次いでいました。4620319120^?k.jpg

 与良氏は、毎日新聞朝刊のコラム「発信箱」を長年執筆すると共に「みのもんたの朝ズバッ!」(TBS)などでテレビコメンテーターを務めており、その親しみやすい語り口で、有権者が政権交代を選択した背景や、新政権への期待や注文を語っていました。
 講演後も質問が相次ぎ、亀井静香金融・郵政担当相の中小企業向け融資・住宅ローンの返済猶予(モラトリアム)の法制化案をどう見ているかの質問には、「狙いと落としどころが分からない」と疑問を呈した上で、「ゼロ金利が続いているのは銀行を守るための国家統制でおかしい。亀井さんが言っていることに拍手している人もいる」と述べた。
 また消費税については、「4年間は導入はないが、次の衆院選は消費税アップを許してもらえるかどうかの選挙でしょう」などの見通しを述べていました。
 講演後、与良氏がコラムをまとめて出版した単行本「与良政談」(毎日新聞社)のサイン会にも長い列が出来ていました。

posted by wbs at 22:05| Comment(0) | 和歌山の文化イベント
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。