2009年10月29日

和歌山大学で講義

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 県内企業のトップや技術者が学生らに体験談などを話し、就職の支援につなげようと和歌山大学と和歌山工業高等専門学校でリレー講義が始まり、私も僭越ながら先日(10月29日)和歌山大学の学生約300人を前に約1時間半、「夢を持とう! 念ずれば花開く」をテーマに講義をしてきました。
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 講義というのもおこがましいのですが、生きる意味を見失いかけて落ちこぼれの高校、大学時代、自分探しの世界放浪の旅、自分を磨いてくれた事件記者という仕事・・・などを、今青春の中でもがいている学生が一人でも二人でも聞いてくれてくれたら幸い、という気持ちで正直に話しました。また、激変期を迎えている放送と通信の世界、地域密着でグローカルな情報発信ステーションを目指している和歌山放送のことなども少し話せましたが、言葉足らずで伝えたいことの半分も伝わらなかったのでは・・・との思いも。
 大学で教えている記者時代の先輩や同僚から「今の学生は、授業中メールをしたり、おしゃべりしたりで大変」と聞き、覚悟はしていましたが、なんと予想は全くはずれ。大教室でしたが長時間のつたない話を最後まで真剣なまなざしで熱心に聞いてくれて学生が大半で、逆に恐縮してしまいました。
 

□和歌山放送ニュース再録
◎県内企業のトップや技術者が和大と和高専で講義。

 県内企業のトップや技術者が学生らに体験談などを話し、就職の支援につなげようと和歌山大学と和歌山工業高等専門学校でリレー講義が始まりました。これは県や和大、和高専が中心となって行なうもので、県内企業のトップの理念や就職体験などを紹介し、県内企業への就職や学生の就職活動の参考にしてもらうことを目的にしています。和大で今月から開講した和歌山企業トップ経営論は、2年から4年までの311人が履修登録をしており、全14回の講義が予定されています。このうち11回が企業のトップによる講義で、初回は今月22日に島精機製作所社長の島正博さんが講義します。島社長のほか和歌山放送社長の中島耕治、梅関連企業の東農園東善彦(ひがしよしひこ)さん中野BCの中野幸生さん、講師を務めます。また御坊市の和高専では4年生およそ60人が企業を取り巻く環境や制度、企業で取り組む施策などについて15回の講演が予定されています。このうちの12回について県内のものづくり企業や金融機関のトップや社長が講義します。県によりますと県内企業のトップが連続して県内企業の魅力や自らの就職体験などを紹介する講義を行なうのは全国の大学でも初の試みではないかと期待を寄せています。和大を卒業し就職した学生の8割が県外で就職しており県では県内の企業にも目を向けてほしいと話しています。
(2009年10月15日(木) 17:26)


posted by wbs at 23:17| Comment(0) | 和歌山放送のこと
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