2009年11月22日

貴重なシネマ・コンサート、和歌山で開催

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 シネマコンサート「イタリアの麦藁帽子」(主催リゾペ語学スクール ハーモニーフィールズ)が22日、 和歌山市のマリーナシティポルトヨーロッパ内のインターナショナルシアターで開かれました。フランスの無声映画を活動弁士とアコーディオン、フィドルで楽しむという企画。初めての体験でしたが、ついその不思議な世界にのめりこんでしまいました。

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 活動弁士は、元アナウンサーという佐々木亜希子さん。アコーディオンのかとうかなこさん、ヴァイオリンのようなフィドルやマンドールの大森ヒデノリさんの見事なチームワークで、ルネ・クレールの映画作品がいまに蘇ってきます。画像も悪いモノクロの無声映画なのですが、女性弁士ながら男性、女性の声を使い分けていく佐々木さんの見事な“活動弁士芸”と、お二人の楽士の音楽、効果音で、1927年フランスで作られたルネ・クレールの喜劇映画の世界に入り込んでしまうのです。
 司会は、和歌山放送でパーソナリティーとしても知られる小林睦郎さん。映画通の小林さんならでの事前事後の名司会で、理解が深まりました。
 活動弁士入りの無声映画の上映など体験する機会は、極めて貴重です。今年3月、東京で開催され、大きな反響があったというのもうなずけます。関西でも開催を、という声が高まり、今回和歌山開催が決まったとかで、貴重な機会を提供していただいた主催者に感謝です。
 
 
posted by wbs at 23:22| Comment(0) | 和歌山を歌の街に
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