2010年03月13日

「早稲田を知る」in和歌山

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(講演する白井克彦・早稲田大学総長)

 早稲田大学が、全国各地で開催している早稲田大学地域交流フォーラム「早稲田を知る」in和歌山が13日午後、和歌山市のベルナールで開かれ、2年ぶりに和歌山を訪れた白井克彦・早稲田大学総長が「WASEDA NEXT125と日本の高等教育」と題して講演しました。
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(再任された前窪貫志支部長)

 白井総長は、02年11月に第15代総長に就任、それ以前の副総長時代から「早稲田を国際的にとくにアジア太平洋地域で存在感のある大学にしよう」と改革に精力的に取り組んでこられました。
 その総長が、早稲田の改革は進み、存在感は発揮しつつあるとの現状を報告しながらも、日本の大学生の現状に触れ「国際的に活躍するためには、大学時代にどんどん留学して現地の文化を吸収し、コミュニケーション力をつけなければならないのに、日本の大学生は留学に消極的でひきこもり傾向にある。アジア各国の留学生が逆に増えている中でこれは深刻な問題だ」と発言されていたのが印象的でした。
 同じような警鐘を鳴らしていたのは、先の和歌山日米協会総会で講演されたエドワード・ドン駐神戸・大阪米国総領事。「米国への留学生が、中国や韓国の学生が増えている中で、日本だけが減っているのは深刻な問題」と指摘されていました。
 少子化の中で、この若者の内向き傾向は深刻な問題ではないでしょうか。
 フォーラムでは、このほか早稲田大学スポーツ科学学術院の樋口満教授の「動楽のすすめ−アクティブ・ライフとスポーツ科学」と題した講演もありました。
 またこれに先立ち、早稲田大学父母会、父母懇談会や早稲田大学校友会和歌山県支部総会が開かれました。
 支部総会では、役員の選任も行われ、前窪貫志支部長ら役員を再任しました。 
posted by wbs at 22:56| Comment(0) | 和歌山の文化イベント
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