2010年03月22日

向陽ナイン、感動をありがとう!

 21世紀枠でセンバツに出場した向陽高校が初戦を突破しました。甲子園の初戦突破は実に昭和40年のセンバツ第37回大会以来45年ぶりとか。9回の島根・開星高校の攻撃はハラハラドキドキして見ましたが、最後は藤田投手の見事な投球で2対1で競り勝ちました。その戦いぶりは感動的で、甲子園に校歌が流れ、各選手の晴れ晴れとした表情を見てほんとうに良かったと思いました。ほんとうにおめでとうございます。2回戦も無心で向陽らしいさわやかなプレーで“向陽旋風”を巻き起こしてください。
□和歌山放送ニュース再録
◎向陽、45年ぶりに甲子園で校歌
 

 阪神甲子園球場で行われている第82回センバツ高校野球大会は、2日目のきょう(22日)、第1試合で21世紀枠で出場の向陽高校が島根の開星高校に2対1で勝ち、昭和40年のセンバツ第37回大会以来 45年ぶりに初戦を突破しました。
 快晴の甲子園で1万6000人の観衆を集めて行われた試合は、向陽・藤田(ふじた)、開星・白根(しらね)の両右腕エースの先発で始まりました。両チーム無得点で迎えた4回裏向陽は、2アウト1・3塁から6番の大槻(おおつき)が白根(しらね)投手の初球のストレートをさからわずにライト前に運び1点を先制しました。続く7番の長田(ちょうだ)もレフトへタイムリー2塁打を放ち、もう1点を追加、向陽が2対0とリードを奪いました。
 これに対し、藤田(ふじた)投手の前にチャンスをつくりながらもなかなか得点できなかった開星は、9回、5番ピッチャー白根(しらね)の左中間タイムリー2塁打で1点を返し、なおも2ア
ウト3塁と一打同点のチャンスを迎えますが、藤田(ふじた)投手がスライダーを交えた落ち着いたピッチングで後続を断ち切り、結局向陽が2対1で開星に勝ち、昭和40年のセンバツ大会以来45年ぶりに向陽の校歌が甲子園で流れました。
 石谷俊文(いしたに・としふみ)監督は「校歌はじっくり聴きました。感無量でした」と話し、ゲームのポイントとしては「3回表にとったダブルプレーが大きかった。これで守りのリズムが生まれ、チームが乗っていった」と振り返っていました。一方、エースの藤田達也(ふじた・たつや)投手は「大観衆の中で緊張したが、その緊張を楽しめました。嶋さんの存在が大きいので、どこかで支えてくれているはずだと思って投げました」と話していました。
 また試合後、OBの古角俊郎(こすみ・としろう)さんが向陽ナインのもとを訪れ、石谷監督や選手たちの労を笑顔でねぎらっていました。勝った向陽は、大会6日目(26日)の第3試合で、昭和49年のセンバツ大会の初戦で対戦した東京の日大三高と36年ぶりに対戦します。
 また近畿勢として和歌山県から出場している智弁和歌山はあす23日の第3試合で富山県の高岡商業と対戦します。和歌山放送ラジオではこの試合も甲子園球場からリポートします。
(2010年3月22日(月) 13:18)
posted by wbs at 23:12| Comment(0) | 和歌山元気印
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