2010年03月27日

世界遺産公演「渡辺貞夫と子どもたち」

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「渡辺貞夫と子どもたち シェア・ザ・ワールドin熊野 こころつないで」が27日、田辺市本宮町の熊野本宮大社旧社地・大斎原(おおゆのはら)で開かれました。スピリチャルスポットでもある大斎原でのコンサート開催は、渡辺さんの5年越しの夢でもあり、和歌山県世界遺産公演として今回実現しました。地元、田辺高校・中学校合唱部のコーラス、渡辺さんの出身地・宇都宮市の学生ドラムグループ「エスコーラジャフロ」とのコラボも素晴らしく、満開の桜の下でのコンサートは、まるで春の幻のステージを見ているような感動を覚えました。
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(熊野本宮大社旧社地・大斎原への参道のサクラも満開)

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(奥熊野太鼓の演奏)
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(仁坂吉伸知事と九鬼家隆・熊野本宮大社宮司による「トークIN熊野、司会は小林睦郎さん)

 
 コンサートは、和歌山放送の番組でおなじみの小林睦郎さんの司会ではじまり、奥熊野太鼓の演奏の後、仁坂吉伸知事と九鬼家隆・熊野本宮大社宮司が、今回の公演に至った経過や熊野本宮大社の歴史や旧社地・大斎原の精神性などを語り合いました。
 世界的サックス奏者の渡辺貞夫とコラボする田辺高校・中学校合唱部の若者たちのエネルギッシュなコーラスやパーフォマンスも見事でしたが、この若さの爆発のなかで最も笑顔を絶やさずエネルギッシュだったのが渡辺さんで、その力強いサックスの音に揺さぶられました。
 花冷えの一日でしたが、日差しが差すとちょうど良いポカポカ陽気となり、桜の花びらが舞い、上空にはトンビも飛び交う素晴らしい野外ステージでの素晴らしいコンサートでした。

□和歌山放送ニュース再録
◎世界遺産公演「渡辺貞夫と子どもたち」開かれる

 和歌山県世界遺産公演の「渡辺貞夫と子どもたち シェア・ザ・ワールドin熊野 こころつないで」が、きょう(27日)田辺市本宮町の熊野本宮大社旧社地・大斎原(おおゆのはら)で開かれ、およそ1700人が渡辺さんらの演奏と地元中学・高校生の歌声を堪能しました。
 和歌山県世界遺産公演は、文化庁と和歌山県文化芸術振興プラン実行委員会が、去年11月から、県内の世界遺産ゆかりの地をめぐる5回シリーズで開いているものです。パート4となる今回は、世界的サックス奏者の渡辺貞夫(わたなべ・さだお)さんをリーダーとするジャズバンドの演奏をメインに、田辺高校・中学校合唱部のコーラスや、渡辺さんの出身地・宇都宮市の学生ドラムグループ「エスコーラジャフロ」のドラム演奏などが披露されました。 そして渡辺さんの作曲で、2005年愛知万博のテーマソングとなった「シェアザワールド」のパフォーマンスが、3つのグループによって披露されると、1700人の聴衆から歓声と拍手が送られ、桜が咲き誇る大斎原に大きくこだましました。
 和歌山県世界遺産公演は、あす(28日)高野山で開かれる谷村新司さんのコンサートで、フィナーレを迎えます。
(2010年3月27日(土) 18:17)
posted by wbs at 22:31| Comment(2) | 和歌山を歌の街に
この記事へのコメント
はじめまして。
27日は、朝から行かせていただきました。
大阪から十津川村を越えての山道は、少々きつかったですが、あの素晴らしい環境のなかのコンサートに疲れも吹き飛びました。
コメントにも書かれていますが、田辺高校・中学のコーラスとエスコーラジャフロのエネルギッシュなパワーを全身に受け、喜びも倍増しました。

今回のコンサートの放送はないのでしょうか???
テレビで放送があれば嬉しいのですが・・・
Posted by ゆっぴー at 2010年03月31日 20:51
こんにちは
娘が合唱で出させていただいたので、聴きに行きました。
素晴らしいコンサートでしたね。
ナベサダさんの音ももちろん素晴らしかったけれど、
合唱とのコラボレーションにとても感動しました。
歌の力ってすごい!

桜や森の木々の美しい景色とともに、
躍動感溢れるステージパフォーマンスが
まだ目に焼き付いています。

会場は写真撮影や録画が禁止という事で何も撮れなかったんですが、
こちらでステージの写真が見られてとても嬉しかったです。
ありがとうございました。
できればコンサートの模様の放映予定などあれば嬉しいのですが…。

今後ともWBSさんの活躍をお祈りしています。
Posted by shin at 2010年04月04日 15:19
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