
待ちに待った村上春樹さんの小説「1Q84」BOOK3(第3巻、新潮社)が16日発売され、早速読み始めました。 昨年5月でしたか、「BOOK1」「BOOK2」が発売されたのはまたま東京出張中でその不思議な村上ワールドにはまってしまいました。
「1,2巻で計244万部発行、今回3巻の合計は304万部に達する」「初版50万部。早くも10万部増刷」など、マスコミを煽った出版社の発売方法に全く乗せられているようであまり気分は良くありませんが、1,2巻の結末は中途半端で読まずにはおれません。小説自体が、月がふたつ浮んだ世界で展開される不思議な物語。リトルピープル、空気さなぎなど、1,2巻のストーリーを思い起こしながら、再び独特な虚構の世界にはまり込みかけています。