紀州東照宮の大祭「和歌祭」が快晴の16日あり、私も行ってきました。毎年行っていますが、紀州東照宮の108段の石段を御輿が勇ましくかけ下りる「御輿おろし」には、毎回感動を覚え、こうした伝統の祭に参加できる和歌浦地区の人たちを羨ましく思います。
また今年は、石段下の桟敷席に、和歌山市と姉妹都市を提携して50周年にもなるアメリカ・ベイカースフィールド市の一行が歓声やカメラのシャッターを押しながら見学、行列にも横断幕を掲げながら参加するなど国際色豊かな祭になっていました。
□和歌山放送ニュース再録
◎紀州徳川家の時代絵巻、和歌祭に2万人
穏やかな行楽日和になったきょう(16日)和歌山市の和歌浦周辺で紀州東照宮の大祭「和歌祭」が行われ、およそ2万人が紀州徳川家の時代絵巻を楽しみました。
まつりは紀州東照宮の108段の石段を御輿が勇ましくかけ下りる「御輿おろし」で始まり、太鼓や雑賀踊、薙刀振などの渡御行列が紀州東照宮から和歌浦漁港、あしべ通りと、初夏の和歌浦地区を練り歩きました。このうち百面(ひゃくめん)と呼ばれる演目では、派手な衣装と大声で練り歩く男たちが健康を願って沿道の子どもたちを泣かせると見物客から歓声があがりました。
今年の和歌祭では、渡御行列の最後に進む「唐船(とうぶね)」で舟歌を復活させ太鼓に合わせて歌を披露したほか、姉妹都市提携50周年で来日中のアメリカ・ベイカースフィールド市の一行
24人が横断幕を掲げながら行列に参加してまつりを盛り上げました。
(2010年5月16日(日) 16:50)