（仁坂吉伸知事からお祝いの言葉を受ける島社長夫妻）
島精機製作所の島正博社長(73)にイタリア大統領から功労勲章「イタリア連帯の星勲章・コメンダトーレ章」が贈られたことは、7月15日の和歌山放送ニュースや私のブログでもご報告した通りですが、県内の経済団体などが世話人となった受章記念祝賀会が14日、和歌山市友田町のホテルグランヴィア和歌山で開かれました。
島社長夫妻の人柄、人望を反映して県内外、そしてイタリヤからも３００人を超える人たちが駆けつけ、受賞をお祝いし楽しい時間を過ごしました。
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（お孫さんから花束のお祝いを受ける島夫妻）
祝賀会は、島正博・和代夫妻の親しみやすい人柄を反映して和歌山県内はもちろん関西や東京から、さらにはイタリアからも駆けつけた政財界を中心にした約320人が出席し、日本人で5人目となる受章を祝福しました。
冒頭世話人を代表して和歌山経済同友会の大桑代表幹事が「島社長は常に世界初にこだわってこられた。今回の受章は地元経済界にとっても大いなる励みになります」と祝辞。仁坂知事が「我々の誇り。島精機製作所がますます世界で発展し、和歌山も一緒に発展していきたい」などとお祝いの言葉を述べていました。
島社長は「改めて受賞の喜びをかみしめ感激しています。事業は何回も沈没しかけたが、そのたびに皆さんに助けてもらいました。章をもらってさらに頑張らねばと思っています」と島さんらしい謙虚で朴訥な素晴らしいあいさつでした。
和歌山放送の人気パーソナリティー「ホエール和代」こと島和代夫人は、この日あいにく足を痛められて車いす姿。祝賀会の司会は、番組「ホエール和代のワンダフルわーるど」（日曜午後２時から１時間）でコンビを組むおなじみの小林睦郎さんが務めました。 期待していた和代夫人のあいさつや歌の披露はありませんが、お孫さんによるお祝いの花束やイタリア人の若い男性らからの１日早い誕生日の祝福を受けるなど、しっかり存在感を示されておられました。
□和歌山放送ニュース（７月１５日）再録
◎島精機社長、島正博氏に伊大統領から勲章(動画あり)
イタリアのファッション産業の普及や経済交流に貢献したとして和歌山市に本社のある島精機製作所社長の島正博さんにきょう(１５日)、イタリアの大統領からの勲章｢コメンダトーレ章｣が贈られました。
伝達式はきょう午後東京のイタリア大使公邸で行われ、ヴィンチェンツォ・ペトローネ大使から島さんに勲章と証書が授与されました。
島さんは、イタリア人スタッフによるフアッションショーを和歌山市でこれまで３回開催し、国内外の招待客に最新のニットファッションを紹介してきました。またイタリアの次世代服飾デザイナーの育成の他、ミラノに現地法人シマセイキイタリアを設立するなどして両国の文化や経済交流に貢献してきました。｢コメンダトーレ章｣は、様々な分野でイタリアの文化の発展に貢献したイタリア人や外国人にイタリア大統領から贈られる勲章で、日本ではこれまで、映画監督の故黒沢明さんや、イタリアのプロサッカー｢セリエＡ｣で活躍した中田英寿さんらが受章しています
（2010年7月15日(木) 17:11）
