2010年10月02日

頑張れ!福祉就労センター「つつじが丘苑」

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(完成した工場前で行われた関係者によるテープカット)


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(あいさつする岩橋正純理事長)
 

 社会福祉法人つわぶき会(岩橋正純理事長)が和歌山市つつじが丘に障害者の一般企業への就労を進めるため建設を進めていた「福祉就労センターつつじが丘苑」が完成、2日午前10時から、同センターで竣工式がありました。
 このセンターには、さまざまなハンディキャップをお持ちの方々が、地域社会の中で仕事をしながら自立していくという岩橋理事長やスタッフ、父母の方々の切なる願いや福祉の理想が込められています。快晴の下、多くの関係者が門出を祝いました。
 「与えられた福祉でなく、自立し地域と共生した福祉」の高邁な理想へのチャレンジ。ぜひとも成功させて欲しいものです。
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(来賓としてあいさつする大橋建一市長)

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(完成した工場の内部)
 

 「つつじヶ丘苑」は、企業への就職を目指す障害者の就労を支援する施設で、2つの工場(作業棟)と管理棟、車庫棟の4棟があり、これまでもつわぶき会綜成会などで行ってきた家庭用消臭剤の充填作業のほか、新たにシャンプーやリンスなどの化粧品の調合や充填、仕上げ作業なども行うといいます。当面、施設では20人の障害者を受け入れ、就労の支援や企業への就職ができるよう取組んでいくことにしています。
 今は、メーカーの下請け作業ですが、将来的には「つわぶきブランド」の化粧品が生まれるかもしれません。
  
 社会福祉法人つわぶき会(哲人会)は、障害を持つ子らがこの社会で普通に暮らせ、幸せに人生を全うできるよう、また、親なき後のことも考え、昭和39年に「和歌山市心身障害児父母の会」(現在「和歌山市障害児者父母の会」)を結成したのがはじまりです。
昭和58年には「社会福祉法人つわぶき会」として法人化。以後昭和59年に子供たちが働ける場をと、和歌山市和田に身体障害者、知的障害者両方の通所授産施設「つわぶき授産工場」を、昭和61年からは身体障害者入所授産施設「社会福祉法人哲人会 小倉園」の経営も担っています。
 平成6年には、知的障害者入所更生施設、授産施設、デイサービス事業を統合した「障害者総合施設 綜成苑」を、さらには平成14年には、利用者の高齢化にも対応できる知的障害者入所更生施設「綜愛苑」を開苑するなどその域福祉の担い手としての行動力、エネルギーには脱帽です。
 今回の新しい就労支援センターの完成を、岩橋理事長やスタッフ、父母の皆さんは感無量の思いで迎えられたことでしょう。心からお祝い申し上げ、成功をお祈りしています。

□和歌山放送ニュース再録

◎福祉就労センター「つつじが丘苑」 あす竣工

 障害者の一般企業への就労を進めるための支援施設福祉就労支援つつじが丘苑が、あす(2日)竣工します。
 「つつじヶ丘苑」は、和歌山市つつじが丘で社会福祉法人つわぶき会が建設していたもので、企業への就職を目指す障害者の就労を支援する施設です。
 施設では20人の障害者を受け入れ、就労の支援や企業への就職ができるよう取組んでいくことにしています。
 竣工式は、あす(2日)午前10時から現地で行なわれ、関係者がテープカットをして完成を祝います。
(2010年10月1日(金) 17:48)









 
 





 
 



posted by wbs at 18:02| Comment(0) | 和歌山元気印
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