2010年10月15日

上海万博和歌山県の日

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(浴衣姿でステージに立つ和歌山児童合唱団のメンバー)

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(満員の入場者に和歌山をPRする仁坂吉伸知事)

 上海万博での和歌山県の日は今月8日から10日までの3日間無事開催され、仁坂吉伸知事らが日中親善と県内産品のPRなどをしたことはすでに和歌山放送ニュースで報道済みですが、そのステージなど県の日のイベントを担当していた和歌山放送の担当社員がこのほど帰国、土産話を聞きました。
 尖閣諸島問題をめぐって日中間に緊張が走り、その開催が一時心配されただけに社員の笑顔を見て本当にホッとしました。
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(司会進行役のは西浜中学校2年の相川明慧さん)


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(和歌山の特産・梅酒と梅干のPR物販も行われた)
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(浴衣姿と並んで折り紙の交流も)

 和歌山放送では、2005年の愛知万博の際も、和歌山県の日のイベントを担当しており、上海万博でも、和歌山県の観光物産の紹介や歌山児童合唱団の文化交流などのアイデアが認められて、イベントを担当することになりました。
 担当の中村和哉君は、愛知万博、その後の渡辺貞夫さんの和歌山でのコンサートや関空ドラゴンボート大会など大きな企画イベントを手がけてきたその道のプロ。その意味では、大船に乗ったように安心感はありましたが、なにせ何が起こるかわからない国際間のこと。現地からの無事開催の知らせを受けホッとしていましたが、仕事をやりきった日焼けした明るい顔を見ると、また違った感慨があります。
 中村君によると、会場は日本館イベントステージ。7日夕方に和歌山児童合唱団が到着し、リハーサル。8日から3日間が本番で、1日3回和歌山児童合唱団のステージと梅干しと梅酒の販売を行ったそうです。
 合唱団は中国の歌2曲と合唱団のため作曲されたオリジナルの和歌山縁の歌など5曲を披露しました。進行は西浜中学校2年の相川明慧さん、中国語でのナレーションを担当、ステージは毎回、大勢で賑わい大きな拍手が贈られていたそうです。
 ステージの後は、ホールに全員が出て記念撮影会を開き、浴衣姿の団員は大人気だったとか。また折り紙も実演、折り方を講習しながら日中交流を深めまたそうです。中村君は「合唱団のメンバーは海外公演にも慣れているのか、とてもフレンドリーな雰囲気のイベ
ントになりました」と、合唱団メンバーの国際的な活躍に感心していました。
 なお、3日間で約4万人が来場しました。



□和歌山放送ニュース再録
◎上海万博和歌山県の日仁坂知事も産品をPR(写真付き)

 和歌山県は、きょう上海万博の日本館で和歌山県の日のイベントを開き、およそ1万人が来場ました。
 上海万博での和歌山県の日はきょう8日から10日までの3日間開かれ、会場内にある日本館で和歌山の様々な表情を表現しPRします。このうちステージでは期間中毎日、和歌山の魅力を紹介するイベントを展開することになっており、初日のきょう8日は和歌山県の仁坂吉伸知事が県内産品のPRなどをしました。
(2010年10月8日(金) 17:44)

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また和歌山児童合唱団のメンバーが、中国唱歌や日本のわらべ唄を来場者に披露しました。このほか物販コーナーでは梅干しや梅酒などを販売するほか、展示コーナーでは、和歌山県内への観光客を誘致するため世界遺産や温泉などのPRコーナーをもうけています。更に期間中、中国の子供らと折り紙を通して交流をするほかビデオの上映などが行なわれます。



posted by wbs at 17:08| Comment(0) | あちこちの話
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