2010年10月23日

西日本経済同友会大会広島で

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(熊野詣姿のキャンペーンガールを引き連れ、来年の和歌山大会への参加をアピールする樫畑直尚・和歌山経済同友会代表幹事)

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(議長団を代表して問題提起する関西経済同友会代表幹事の山中諄・南海電鉄会長)

 広島市内で22日開かれた第68回西日本経済同友会大会に参加してきました。
 ニュースにもあるように第69回大会が来年(2011年)の10月21日と22日の日程で和歌山市で開催される予定になっており、和歌山経済同友会からは、代表幹事の大桑堉嗣・オークワ会長らおよそ30人が出席したのです。
 大会では閉会前に、和歌山経済同友会のもう一人の代表幹事の樫畑直尚・株式会社南北社長が、熊野詣姿のキャンペーンガールとともに登壇。観光地和歌山の魅力をPRしながら次期開催地挨拶で和歌山大会への参加を呼びかけました。
広島大会は、「海の新たな可能性〜海洋産業が日本の未来を拓く〜」をテーマに開かれ、熱心な議論の後、「日本は、輸入に依存してきた資源小国から脱却できないまま、やがて経済小国に脱落してしまうのか」という危機意識から「西日本から始まった海洋貿易で栄えたという原点に今一度返り、海の可能性を新たに追及し、日本の経済・社会そして国民生活の持続的、安定的成長が実現できる活力ある海洋国家を構築しよう」という大会の共同見解をまとめました。
 日本再生の鍵は、海にあるという今大会のコンセプトは、なかなか新鮮な視点だったと思います。


□和歌山放送ニュース再録
◎西日本経済同友会大会が広島で開催(写真付き)

 第68回西日本経済同友会大会がきょう(22日)、広島市のリーガロイヤルホテル広島で開かれ、近畿や中国・四国などの経営者らおよそ500人が参加しました。

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 第69回大会が来年(2011年)の10月21日と22日の日程で和歌山市で開催される予定になっており、地元の和歌山経済同友会からは、代表幹事の大桑堉嗣(おおくわ・いくじ)オークワ会長らおよそ30人が出席しました。
 また和歌山経済同友会の代表幹事の一人で株式会社南北(なんぼく)の樫畑直尚(かしはた・なおひさ)社長が、次期開催地挨拶で和歌山大会をアピールしました。
 きょう(22日)開かれた 広島大会は、「海の新たな可能性〜海洋産業が日本の未来を拓く〜」をテーマに開かれ、開催地を代表して広島経済同友会代表幹事の深山英樹(ふかやま・ひでき)・広島ガス会長が挨拶したほか、議長団を代表して関西経済同友会代表幹事の山中諄(やまなか・まこと)氏は 「日本の海岸線の長さは世界第6位で、日本再生のカギは、まさに宝の山ともいえる海洋資源の活用にある。世界初の養殖マグロの成功は、食料資源の安定供給につながるし、広島の鞆の浦(とものうら)などは観光資源としても大きな可能性がある」と問題提起しました。
 また関西経済同友会代表幹事の大竹伸一(おおたけ・しんいち)西日本電信電話社長をコーディネーター役に、湯崎英彦(ゆざき・ひでひこ)広島県知事らが参加したパネルディスカッションや、歴史作家・井沢元彦(いざわ・もとひこ)氏の「日本史における海洋国家構想〜平清盛から坂本龍馬まで〜」の講演もあり、熱心な議論が続きました。大会後の懇親パーティーでも、和歌山経済同友会の会員らは和歌山の観光や名産のバンフレットを配るなど来年の和歌山大会の参加を呼びかけていました。
(2010年10月22日 17:37)

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 JR広島駅から原爆ドームや市中心地へ、さらには宮島などの観光地へは路面電車(広島電鉄、市内は150円均一料金)が走っており、便利でありがたかったことです。
 また最新の車両に交じって、京都や大阪で廃止になったなつかしい市電車両が走っているのも感激でした。
 原爆ドームのある平和記念公園へは、久しぶりの訪問でしたが、96年に世界遺産に登録された原爆ドーム(まさに人類の負の世界遺産で複雑な心境ですが・・・)はもちろんですが、平和記念公園も07年に国の名勝に指定され、新たに地下を利用して国立広島原爆死没者追悼平和記念館が建てられるなど原爆に関する施設や周辺の観光整備も進んでいました。
 元安川、本川には遊覧船が走り、訪れる人たちを癒してくれる河岸整備も見事で、多くの外国人観光客の姿がありました。
 来年の和歌山大会に全国から数百人の経営者が集まりますが、「さすが和歌山!」「和歌山に来てよかった!」と思って帰っていただけるようにしたいものです。

posted by wbs at 22:13| Comment(0) | あちこちの話
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