2010年11月06日

第58回民間放送全国大会、名古屋で開催

IMG_1781民放.jpg

 民間放送連盟主催の「第58回民間放送全国大会」が5日、全国のテレビ、ラジオ局関係者ら約900人が参加して、名古屋市内のウェスティンナゴヤキャッスルで開かれ、私も参加してきました。
 名古屋での開催は、実に22年ぶり。名古屋は、開府400年の節目の年で、直前までCOP10(生物多様性条約第10回目締約国会議)開かれるなど盛り上がっていました。和歌山放送も民間放送連盟賞でラジオ番組部門の報道とCM部門の2部門で優秀賞を受けるといううれしい大会でもありました。
  大会あいさつで、広瀬道貞民放連会長(テレビ朝日顧問)は、約8ヶ月と迫った地上テレビのデジタル完全移行への対策が順調に進んでいることを報告。その上で、受信環境の課題であるビル陰や集合住宅問題に触れ「一部に完全移行の延期論もあるが、これからの約8カ月でできないことは将来に延ばしてもできない。今が勝負どころ。政府、自治体、放送事業者、メーカーから町の電器屋さん、福祉団体に至るまで、みんなが協力し合ってサクセスストーリーとして喜び合いたい」と述べました。
 大会では「来年7月の地上デジタル放送への完全移行を関係機関と一体となって成し遂げて国民・視聴者に絶えることなく放送番組を提供しなければならない。民間放送テレビ・ラジオは、新たな緊張感をもって情報社会の基幹的な役割を担い、将来にわたって言論・多様性を堅持し、国民生活に夢と活力、安心を提供することを誓う」とした大会宣言を採択して終了しました。

□和歌山放送ニュース再録



◎民間放送全国大会で連盟賞受賞の和歌山放送の番組、CM表彰(写真付き)

 第58回民間放送全国大会がきょう名古屋市のホテルで開かれ、今年の日本民間放送連盟賞のラジオ報道番組部門とラジオCM部門でそれぞれ優秀賞を受賞した和歌山放送の作品が表彰されました。
 表彰されたのは、ラジオ報道番組部門で優秀賞を受賞した和歌山放送制作の「ほんまもんの幸せを求めて〜こどもの寺・童楽寺(どうがくじ)」でラジオ報道部門では去年に続いて2年連続の優秀賞です。
 またラジオCM部門の優秀賞で表彰されたのは和歌山県国民健康保険団体連合会特定健診受診促進の20秒CMです。
 「ほんまもんの幸せを求めて〜こどもの寺・童楽寺(どうがくじ)」は、童楽寺で里親として活動を行う住職夫妻や子どもたちの生活を1年間にわたって取材したもので、虐待を受けたり、親を亡くしたりした子どもの思いのほか、里親や児童相談所の苦悩などを描きました。
 和歌山県国民健康保険団体連合会特定健診受診促進の20秒CMは、ブームの謎かけで構成し、特定健診を受診することの必要性をシンプルに訴えました。
(2010年11月5日(金) 18:18)
posted by wbs at 00:22| Comment(0) | 放送界のできごと
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。