和歌山県民文化会館で７日開かれた「わかやま観光立県宣言セレモニー」に和歌山県ふるさと大使として参加した歌手の坂本冬美さんは、ミニライブの後忙しいスケジュールの合間を縫って和歌山放送の訪ねてくれました。
ミニライブでは、菊をデザインした白い着物姿で登場、演歌の名曲「夜桜お七」、大ヒット中の「また君に恋してる」など４曲を披露、熱狂的なファンがあたたかい掛け声をかけるとすかさずトークで返すなど素晴らしいライブを見せてくれました。
冬美さんのライブは、昨年１１月２７日、和歌山県民文化会館で和歌山放送などが開いた「和歌山放送開局５０周年記念 ふるさと和歌山コンサート２００９」以来ですが、あの時披露してくれた「また君に・・・」が記録的な大ヒット、今日の冬美さんの晴れ姿は、妖艶ともいえる独特のオーラを発していました。
和歌山放送へは、明日９日朝９時からの「もっとつれわか！」などの収録のためで、歌謡曲の生き字引のようなパーソナリティー小田川和彦さんと今年９月発売したばかりの新曲「ずっとあなたが好きでした」や１２月８日に発売予定の２枚目のカバーアルバム「Love Songs２」など、音楽談義に花を咲かせていました。
2009/10/7 カバーアルバム
今回の大ヒットで、「演歌の歌手」からさらにスケールの大きなオールラウンドの国民的な大歌手への道を確実に歩んでおられるようにみえる坂本冬美さんですが、その気さくで親しみやすい人柄は相変わらずで、アナウンサーやディレクターらスタッフの人気は抜群です。
「あばれ太鼓」のデビューから２４年、「夜桜お七」や今回の「君に恋してる」など節目の曲の
裏話から、かっては「３０までに」という結婚願望についても「ここまで来ると自由が一番。パートナーがいれば良いですが…」 「私はラベンダーなどアロマ、香にこだわり、匂いヘェチなところが…」など気さくなトークを爆発させていました。
１３日（土）午後７時半からの「ギョーカイいちおし歌謡曲」でも登場します。お楽しみに。
収録の後、関空の便であわただしい中、和歌山放送の玄関に置いてある「ラジオチャリティミュジックソン」の募金箱に足を止め、高額の寄付をしていただきました。さらに、この秋からわが社が全社を挙げて取り組んでいる「あいのメッセージ」にも言葉を残してくれました。
「いつもいつもたくさんの愛をありがとう 冬美」とありました。
さわらかな風が通り過ぎて行ったようなすがすがしさが残りました。
冬美さん 本当にありがとうございました。
◎わかやま観光立県宣言セレモニー
県民総参加で和歌山の観光を盛り上げていこうと、きょう（７日）和歌山県民文化会館でわかやま観光立県宣言セレモニーが行われ、およそ２０００人が県内のまつりや坂本冬美さんのミニライブを楽しみました。
和歌山県民文化会館大ホールで開かれた催しでは和歌山市の紀州よさこい祭りや、日高川町丹生神社の笑い祭、それに那智勝浦町の熊野那智大社で行なわれる那智の田楽がそれぞれ披露されたほか、仁坂吉伸知事が、「わかやま観光立県宣言」をして県民総参加での観光振興を呼びかけました。
このあと上富田町出身の歌手、坂本冬美さんがミニライブでヒット曲を披露すると会場からは盛んな拍手が起きていました。県では今年４月に、県議会議員発議による県観光立県推進条例を施行し、きょう（７日）から１３日までを「観光週間」と定めて観光振興につながる取組みをします。
このうち県内の主な宿や土産物店などの観光施設では今月１か月間、「あったか和歌山おもてなしキャンペーン」として割引やプレゼントなどの特典を用意したキャンペーンを展開しています。
（2010年11月7日(日) 15:54）
