2011年03月11日

日赤医療センター本館竣工式

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和歌山市小松原の日赤医療センターの新しい本館が完成、11日、近衛忠輝日本赤十字社社長出席の中竣工式が開かれました。免震装置を備え、発生が予想される南海・東南海地震などの災害発生時に総合災害医療センターとして迅速な医療救護活動が出来る施設となっています。
 午後には、ホテルグランヴィア和歌山に場所を移して、祝賀会も開かれました。その直後に東日本大震災(東北太平洋沖地震)が発生、東北、関東地方に甚大な被害が広がりました。
 和歌山県でも、津波、大津波、津波と発生以来、警報が発令され、住民が避難するなど緊張が走りました。
 本館開院は、5月9日と決まった、と日赤和歌山県支部長の仁坂知事があいさつの中で明らかにしていました。大きな災害は発生せず、災害医療センターとしての役割りは「宝の持ちぐさり」であって欲しいのですが、頼もしい開院です。日赤手術台723.jpg
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□和歌山放送ニュース再録
◎日赤医療センター本館竣工式

 西日本最大級となる22の手術室やヘリポートなどを新設した、和歌山市の日赤医療センターの新しい本館が完成し、きょう(11日)竣工式が開かれました。



 午前9時、新しい本館の正面玄関前で日赤和歌山医療センターの百井亨(ももい・とおる)院長らがテープカットで完成を祝いました。続いて報道関係者らに内部が公開されました。新しい本館は旧・本館の跡地に平成19年(2007年)から建設工事が行われていたもので、地上13階・地下1階の鉄骨・免震構造の建物です。
 本館の延べ床面積はこれまでのおよそ2倍となり、主な特徴は、西日本最大級となる22部屋の手術室や、30床の集中治療室、従来のおよそ3倍に拡大された重症治療室、屋上には2機のドクターヘリを駐機可能なヘリポートが設置されたほか、屋上庭園や多目的ホールなどもあります。そして、防災拠点として機能させるための免震構造にもなっています。
 日赤和歌山医療センターの百井院長は「今後は救命救急センターの更なる機能の強化と周産期医療、感染症対策などに積極的に取り組む」と話しています。新しい本館へは来月(4月)中旬から大型連休にかけて順次移転し、5月の上旬に本格的に稼働する予定です
(2011年3月11日(金) 13:31)
posted by wbs at 19:20| Comment(0) | 和歌山元気印
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