天皇皇后両陛下をお迎えして22日、第62回全国植樹祭が、田辺市の新庄総合公園で開かれ、無事終了しました。開会前にかなり強い雨が降り出し心配しましたが、両陛下が到着される直前から雨がやみ、子どもたちが主役の素晴らしい式典は予定通り終了、約3500人の参加者を感動させました。
(感動のフィナーレ)
「緑の神話 今 そして未来へ 紀州木の国から」がテーマ。記念式典では、心配された着物姿の坂本冬美さんが傘なしで国家斉唱、天皇皇后両陛下がヒノキやヤマザクラなどをお手植え、お手播きされるなど、緑豊かな緑・自然を子どもたち、未来へバトンタッチする狙いの式典は、順調に行われました。
式典前に雨が止んだことについては、観客席のあちこちから「こんな神がかりの天気が実際にあるんだ」など驚きの声があがっていました。
エピローグでは、坂本冬美さんの紹介で、式典で大役を果たしたボーイスカウト、ガールスカウト、和歌山児童合唱団など各団体、子どもたちのグループが紹介され、キノピーを含む出演者全員で「樹の国・声の森」の大団円。感動的なフィナーレとなりました。
(和歌山放送ラジオでは、午前7時半から午後1時まで、植樹祭特別番組「緑の神話 今 そして未来へ 紀州木の国から」を、会場の新庄総合公園の特設スタジオから生放送しました)
当日の式典運営、ラジオの生中継放送はもちろん、昨年来、「キノピーのキャンペーン」や「植樹祭カウントダウン」など、和歌山放送の社員、アナウンサー、パーソナリティーらも多数が関わり、開催の成功に向けて奔走している姿を見ていただけに、雨が止んだ時にはほっとしました。
また植樹祭のカウントダウンなど和歌山放送の「環境待ったなしキャンぺーン」には、多くの皆さんが番組作りなどに協力、企業団体からもご支援をいただきました。心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
□和歌山放送ニュース再録
◎植樹祭に出席の両陛下、特別機で帰京
(2011年5月22日(日) 18:45)
田辺市で開かれた全国植樹祭に出席されるなどした天皇皇后両陛下は、きょう(22日)夕方、特別機で帰京しました。両陛下は、植樹祭式典のあと、田辺市の新庄総合公園内にある田辺市立美術館を訪れ、日本の近代絵画が中心の作品を見て回りました。そして、きょう夕方、白浜町の南紀白浜空港から特別機で帰京しました
◎第62回全国植樹祭、両陛下をお迎えし田辺市で
(2011年5月22日(日) 14:00)
「緑の神話 今 そして未来へ 紀州木の国から」をテーマに、天皇皇后両陛下をお迎えして、きょう(22日)、第62回全国植樹祭が、田辺市の新庄(しんじょう)総合公園で開かれました。
和歌山県で植樹祭が開催されるのは、1977年(昭和52年)の那智勝浦町以来、34年ぶり2回目で、会場には招待者や関係者ら、およそ3500人が参加して、21世紀の森づくりを誓いました。
記念式典は、午前11時、天皇皇后両陛下を、大会会長の横路孝弘(よこみち・たかひろ)衆議院議長や和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事らがお迎えして開会しました。そして、開会宣言のあと、参加者全員で、東日本大震災の犠牲者に黙とうを捧げ、哀悼の意を表しました。式典で、横路会長は、東日本大震災の被災者へのお見舞いと復興に全力を尽くすと述べたあと「美しくかけがえのない日本の森林を残す取り組みを全国に広めたい」などとあいさつしました。
また、開催県を代表し、仁坂知事が、「天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、植樹祭ができたことは、和歌山県民にとりまして誠に光栄です。森を守る気持ちを子どもたちに伝えていきたい」と述べました。このあと、天皇皇后両陛下が、ウバメガシやイチイガシなどをお手植えに、また、コウヤマキやクマノミズキなどをお手まきされました。
式典では、このほか、国土緑化功労者の表彰や緑の少年団らによる竹ポット苗の披露が行われました。そして、国民参加の森づくり運動や緑化運動の発展を盛り込んだ大会宣言が行われ、植樹祭のシンボルの木製の地球儀が仁坂知事から次回開催県の山口県の二井関成(にい・せきなり)知事に引き継がれました。式典では、県立田辺中学・高校の合唱部の生徒や和歌山児童合唱団の子どもたちとともに、上富田町出身の歌手、坂本冬美(さかもと・ふゆみ)さんが国歌を斉唱しました。
きょうの田辺地方は、朝から雨が降ったり止んだりする不安定な天気でしたが、式典の始まる直前に雨が止み、関係者をほっとさせました。和歌山放送ラジオでは、式典の模様を中心に、午前7時30分から午後1時まで、5時間半にわたり、会場から、「全国植樹祭」の模様を特別番組で生放送しました。
◎田辺市で、全国植樹祭式典
(2011年5月22日 12:10)
第62回全国植樹祭の記念式典がきょう(22日)、田辺市の新庄(しんじょう)総合公園で開かれ、天皇皇后両陛下が出席されました。
植樹祭には全体でおよそ7千人が参加、式典では、上富田町出身の歌手、坂本冬美(さかもと・ふゆみ)さんが「君が代」を歌い、続いて、出席者全員で、東日本大震災の犠牲者のために黙とうしました。
新庄総合公園の野外音楽堂ステージで、天皇陛下はヒノキなど、皇后さまはヤマザクラなど、それぞれ3種類ずつの苗木を植え、コウヤマキやクマノミズキなどの種もまきました。きょうの田辺市内は、朝から雨で、強く降る時間帯もありましたが、式典の間は、雨があがり、時折り薄日がさすなどしました。両陛下は、午後に、田辺市立美術館を訪れるなどし、帰京します
◎仁坂知事が両陛下に県政の概要を報告
(2011年5月21日 18:30)
和歌山県の仁坂吉伸知事が、「全国植樹祭」ご臨席のため和歌山県にお見えになった天皇皇后両陛下に県政の概要を説明し、両陛下は熱心に耳を傾けられました。
概要説明は、植樹祭のレセプションや両陛下が宿泊されるみなべ町のホテルで行われ、この中で仁坂知事は、植樹祭に関連して環境や森林、観光などをテーマに説明し、両陛下は熱心にお聴きになっていました。
また両陛下は、今回の東日本大震災による県内での影響や、視察が中止になった老人福祉施設のノロウイルス感染者の容態を気遣われたほか、白浜にパンダが8頭いることに興味を示されていました。また両陛下は、近畿大学水産研究所の養殖マグロについて関係者から説明を受けられ、この後は歓迎レセプションに出席され、緑化についての絵画コンクールの入賞作品をご覧になられます。天皇皇后両陛下は、あす(22日)田辺市で開かれる「第62回全国植樹祭」に出席され、田辺市周辺を視察された後、専用機で南紀白浜空港から東京に戻られます。
