(ラジオ出演する済南市の譚延偉副市長=右ら一行)
和歌山市と友好都市の中国・済南市の譚延偉(タン・エンイ)副市長と報道関係者を中心とした済南市友好文化訪問団一行9人が20日午前、和歌山放送を施設見学に訪れました。
台風6号が和歌山県を直撃するとの予想があり、昨日から心配していましたが、和歌山市内では幸い一行を歓迎するかのように晴れ間も見える中での訪問となりホッとしました。
(和歌山放送を施設見学に訪れた中国済南市友好文化訪問団一行)
一行は14日来日、東京、京都などを回った後、19日から姉妹都市である和歌山市を訪れていました。今回は、済南市の新聞社や放送局などの報道関係者を中心とした訪問団であるため、和歌山放送の施設見学となりました。
私が会社を代表して一行を歓迎し、会社の説明をしましたが、せっかくの訪問なので、と、この日午後1時からの「むつろうの午後はなるほどっ」に出演してもらいました。譚延偉副市長にスタジオに入っていただき、和歌山の印象や済南市のいいところなどを思う存分語っていただき収録、午後放送しました。
譚副市長は、山東省の政治、経済、文化の中心地として栄えてきたこと。市内にはたくさんの泉があり、山紫水明の地として観光の名所にもなっており、北京と上海間の鉄道や高速道路の交差点にあり、輸送面での重要な位置を占めていることなどを説明。「和歌山市との姉妹提携して28年がたつ。文化、経済、教育と交流が続いているが、今回はマスコミの責任者を連れてきたので、お互いのいいところをもっとPRできたら」などと話されていました。
□和歌山放送ニュース再録
◎中国・済南市の副市長、和歌山放送の番組で観光PR(写真付き)
(2011年7月20日(水) 16:19)
和歌山市と友好都市の提携を結んでいる中国・済南市の譚延偉(たん・えんい)副市長がきょう(20日)、和歌山放送の「むつろうの午後はなるほどっ」に出演し、済南市の観光をPRしました。

譚副市長は、きょうから和歌山市役所の1階南側ロビーで始まった、「友好都市・済南市写真展」にあわせて、済南市の観光をPRするため済南市のラジオやテレビ局の関係者と和歌山市を訪れました。
譚副市長はきょう午後放送された、和歌山放送の「むつろうの午後はなるほどっ」に出演し、和歌山市の印象や済南市の魅力を語りました。この中で譚副市長は、「済南市は日本に一番近い山東省の省都で人口は700万人です。山や湖など豊かな自然に恵まれ、新鮮な海の幸を使った山東(さんとん)料理は中国四大料理の一つです」と済南市の魅力をPRしました。
和歌山市と済南市は、1983年に友好都市の提携を結び、文化や教育などの分野で28年間交流を深めてきました。広報マスコミ担当の譚副市長は「今回和歌山市を訪れたマスコミ関係者も和歌山のすばらしさを実感した。済南市民に伝え、両市の交流発展につなげたい」と語りました。
済南市の魅力を紹介する和歌山市役所のロビー展「友好都市・済南市写真展」はきょうから今月(7月)26日まで開かれています。