2011年08月10日

スポーツ伝承館に「なでしこ」のユニホーム

なでしこIMG_8536.jpg
(入り口すぐのところに展示されている女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」のユニホーム)

 今年4月和歌山市本町2のフォルテワジマ3階にオープンしたスポーツ伝承館に10日、先の第6回女子サッカーワールドカップ(W杯)ドイツ大会で世界制覇を果たした日本代表「なでしこジャパン」のサイン入りユニホームが届き、展示されているというので覗いてきました。



  このユニホームは、なでしこジャパンが今年6月18日、韓国戦に使われたもの。日本サッカー協会のシンボルマークにも使われ、精神的な支柱にもなっている八咫烏(ヤタガラス)を神様の使いの鳥としている熊野三山協議会が、この試合を前に愛媛県で合宿訓練中のチームを尋ね必勝祈願したところ、返礼として、日本チーム全員のサインを書いて贈られたという。
 また、その横には、海南市出身の駒野友一選手が、昨年南アフリカで開かれた第19回FIFAワールドカップで、あの運命のパラグアイ戦で使ったユニホームとスパイクも展示されおり、サッカーファンならたまらない品が並んでいます。
 また久しぶりに館内を回りましたが、野球王国和歌山の栄光の歴史、五輪で活躍した選手たちの歩みと記念品など、充実した展示内容となっています。
 これで入場料無料。夏休み中ぜひともご家族で特に子どもたちに観て欲しいものです。

駒野_0547.jpg
(駒野友一選手が第19回FIFAワールドカップのパラグアイ戦で使ったユニホームとスパイク)

熊野三山IMG.jpg

熊野三山ヤタガラスIMG.jpg
 八咫烏のいわれや、熊野三山とそのヤタガラスが、日本サッカー協会のシンボルや精神的な支柱になるきっかけとなった日本サッカーの始祖・中村覚之助(明治11−39年、那智勝浦町出身)の歴史などを分かりやすく紹介したチラシなども置かれており、興味深く拝見しました。


□和歌山放送ニュース再録
◎わかやまスポーツ伝承館が4月5日オープン
(2011年4月3日(日) 15:32)

 オリンピックメダリストをはじめ和歌山県出身のスポーツ選手の活躍を貴重な資料とともに紹介し、顕彰する「わかやまスポーツ伝承館」があさって(5日)和歌山市本町のフォルテワジマにオープンします。わかやまスポーツ伝承館は、4年後の紀の国わかやま国体を盛り上げようと学識経験者や地元の有志らの実行委員会が開設するものです。会場では和歌山にゆかりのあるスポーツ選手たちの活躍や歴史を写真や映像、パネルを使って紹介します。このうち今月17日までの特別展示としてオリンピックの金・銀・銅メダルがあわせて14個が展示されます。このほか、阪神甲子園球場から寄贈された6人がけのベンチに座ることができたり、海南市出身でサッカー日本代表の駒野友一(こまの・ゆういち)選手のユニフォームも小学生以下に限り着用して撮影できるなど展示だけでなく、体験できるような構成です。オープンはあさって(5日)午前11時半からで、午後1時からは、元マラソンオリンピック代表の中山竹通(なかやま・たけゆき)さんが小中学生を対象にした走り方講習会を開くほか、午後2時からは、夏の甲子園で延長18回を制した箕島・星陵戦などのダイジェスト映像を上映しながら当時のエースで、紀州レンジャーズ監督の石井毅(いしい・たけし)さんが振り返ります。わかやまスポーツ伝承館の入館料は無料で、実行委員会では多くの来館を呼びかけています。
posted by wbs at 15:11| Comment(0) | 和歌山の文化イベント
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。