
和歌山放送の元ディレクターで現在天満天神繁昌亭の支配人として活躍中の恩田雅和さんが来社、「むつろうの午後はなるほどっ」に出演し、20年前にラジオ出演中に倒れ亡くなった落語家、桂さん福さんの思い出話や追善落語会のことを語っていました。

桂さん福(かつら さんふく、本名は新谷祥之)さんは、和歌山県出身の落語家で、恩田さんらと地元和歌山県で「紀の芽寄席」を開催するなど活躍していましたが、1991年9月、和歌山放送のラジオの番組放送中に倒れ、治療の甲斐なくそのまま33歳の若さで亡くなりました。
恩田さんは、落語のほか夏目漱石研究や高校野球にも造詣が深く、和歌山放送にとっては貴重な人材でしたが、2006年9月15日、大阪の噺家にとって悲願の天満天神繁昌亭がオープンしたのを機に、桂三枝さんらに請われて好きな落語の世界に転身しました。
恩田さんによると、「桂さん副没後20年追善落語会」は、来月20日午後6時半から、天満天神繁昌亭で開かれます。
桂文福さんや師匠の桂福団治さんなど豪華な顔ぶれです。