31日夜、第3次小泉改造内閣がスタートしました。小泉首相が会見で名付けた「改革続行内閣」には、和歌山出身の2人が重要閣僚に就きました。「サプライズ」はなく、私が前日のブログで期待を込めて書いた「紀州3人衆」のそろい踏みとはなりませんでしたが、2人の入閣でも大変なことです。お二人の活躍を大いに期待しています。今回入閣した閣僚は、二階俊博 衆議院議員(66歳、8期)が経済産業相、竹中平蔵 参議院議員(54歳、1期)が総務相・郵政民営化担当相です。
和歌山県にとって二階さんの経済産業相は朗報です。ただ、日韓関係が最悪の状態に陥っている小泉政権にとっても、日本にとっても、両国要人に顔が広く信が厚い二階さんに外相を、とあえて期待を込めて書きましたがはずれました。
外相に起用されたのは、麻生太郎さん。首相の靖国参拝に賛成の立場で、早くも心配する論評も見られアジア外交が心配です。
政権発足時から小泉さんの改革路線を支え郵政民営化法案を実現させた竹中さんは、経済財政から総務相に横滑りの形となっています。会見でも、郵政民営化や三位一体改革、公務員改革を大胆に進めることを強調、「小さな政府担当大臣だと考えています」と語り、改革の総仕上げを目指す小泉さんにとっては欠かせない存在で「ポスト小泉候補の一人」という印象を強く持ちました。
サプライズ人事で若手の大抜てきもある得る、との視点から、世耕弘成参議院議員(42歳、2期)の入閣にも触れましたが、平均年齢も60歳を超え若手より中堅・ベテラン重視の今回はお預けとなりました。
2005年11月01日
第3次小泉改造内閣に紀州人が2人
posted by wbs at 01:26| Comment(0)
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