(募金を呼びかける宮上明子アナと筆者)
目の不自由な方へ「通りゃんせ基金」を!ということを合言葉にした『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』キャンペーンが1日スタートしました。
和歌山放送の社員約30人が、南海和歌山市駅とJR和歌山駅の二手にわかれ、朝7時半から約1時間ボランティアの街頭募金に立ちました。私も、JRの方に参加しました。この日の朝は秋一番の冷え込み。慌ただしい通勤途中にもかかわらず、足を止め募金していただく方が多く、今回20回を数えるこの運動が定着していることを実感します。高校生など子供らが募金してくれる姿が目立ち頭がさがります。ご協力本当にありがとうございました。
キャンペーンは、音の出る信号機や視覚障害者教育機器などをお贈りするもので、12月24,25両日の 24時間のチャリティ番組を最大のヤマ場に来年1月31日まで続きます。期間中募金基地「愛の泉」が設けられ、様々な団体、個人のお店などにも募金箱を設置するなどご協力をお願いしています。
前回までの募金総額は、1億4064万679円。皆さんの浄財で県内と一部大阪南部に設置された音の出る信号機は80ヵ所。和歌山県が音の出る信号機設置率で全国一というのは、社員のささやかな誇りです。よろしくお願いします。
ところで11月がスタートしたこの日、JR駅前は、小佐田昌計副知事、的場道雄和歌山市助役ら県と市、各種団体のメンバー数十人が参加した人権啓発キャンペーンとバッティング。ミュージックソンの赤のジャンパー、人権啓発の朱色のはっぴが交錯するにぎやかな街頭キャンペーンとなりました。
11月は同和運動月間、11月11日から12月10日までは人権を考える強調月間で、「気づきの芽をだそう」との啓発グッズで「人権、それは誰もが持っているかけがいのないもの」と訴えていました。
バス待ちのお嬢さんが、間違えて人権側に千円札を寄付、それを朱色のはっぴの方が「通りゃんせ基金」に入れてくれるなどほのぼのとした光景もありました。ありがとうございました。
でも、早いですね…月日が経つのは。
もうミュージックソンの時節になったんですね。
どうか、少しでも優しい心がたくさん集まりますように(^0^)