2005年11月12日

癒しの空間和歌山城

クスノキ051112.jpg
(樹齢約450年のクスノキの大木、幹の左に樟守大神と白龍大神が)
白龍大神051112.jpg
樟守大神051112.jpg

 久しぶりの休日となった12日、和歌山城を歩きました。東京、大阪、京都…とこのところ過密なスケジュールが続いていただけに、身も心も癒してくれる貴重な時間となりました。 昨年6月、和歌山市内に転居して以来、和歌山城は歩いて数分という近さもあって格好の散歩のコース。しかし、日を重ねるごとに散歩道以上の存在、私にとっては「癒しの空間」ともいえる存在になっています。
 歩くコースはいつも決まっており、一の橋、大手門から入城すると伏虎像から右周り(反時計周り)。二の丸公園、西の丸公園を右手に見ながら鶴の渓、砂の丸、護国神社、動物園を抜けて同じ大手門から自宅に帰るというもので約1時間です。
 時には紅葉渓庭園に入ったり、天守閣まで上がったりすることはあるのですが、欠かさないのが二の丸庭園北東角、大手門を入ってすぐ右の石垣の上にそびえるクスノキへのお参りです。
 1958年に県指定天然記念物になっており、樹齢約450年。太さ(胸高幹周)は8・3b、高さは24b。枝ぶりも見事で豪快。和歌山の空襲にも生き残ってきた生命力とその歴史を思うと、理屈抜きで「参りました」と頭が下がるのです。
 幹の近くには「白龍大神」「樟守大神」があり、老人会の方々が毎日きれいに掃き清め、お参りする人が絶えません。私もお城を歩く際は、護国神社とともに、ここで頭を垂れ、手を合わせます。特にクスノキの大木の前では、会社のこと、家族のこと、その時々に思い悩むことをお祈りすると、無心になれて新しいエネルギーを吹き込んでもらい、解決策さえ見出せるような気分になれるから不思議です。
 
posted by wbs at 23:55| Comment(1) | ディスカバーワカヤマ
この記事へのコメント
樹齢○○年のクスノキおじさんを見ると
歴史を積んだ人生(=樹齢)とだぶるせいか
雄大でたのもしくだまって見守られるような安堵感に浸れますよね
癒しのコースにそのような場があって
いいですね
追:小鯛すずめ寿司なるもの
   すご〜く捨てがたい!というか
     (^O^)食べてみた〜い です。
Posted by のんき坊 at 2005年11月13日 17:14
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