(まつりに駆けつけてくれた大橋市長＝中央、と一日城主の平田ヘッドコーチ＝その右、と田村投手）
（木ノ本の獅子舞.）
（紀州雑賀鉄砲衆）
（黒潮躍虎太鼓）
（会場では和歌山再発見の写真展も）
（各ブースも終日おおにぎわい）
(左から、次代のスター選手への期待大の田村投手、筆者、大橋市長、一日城主平田ヘッドコーチ)
２３日、和歌山城西の丸広場で「WBSラジオまつり’０５」を開催しましたところ、砂の丸広場で同時開催の食祭と合わせて約４万人の方に参加していただきました。好天気に恵まれ、家族連れやカップルの方、中にはペット連れの姿も。参加していただいた方は、伝統芸能の演舞に、クイズウォークにと、秋のお城を十分満喫していただいたと思います。リスナーの皆さん、ご協賛いただいたスポンサーの皆さん、まつりを支えてくださった全ての皆さんに感謝申し上げます。ほんとうにありがとうございました。 和歌山放送は、昨年開局45周年を記念してラジオまつりを５年ぶりに開催しました。また、この大きな節目を迎えたのを機に番組づくりについても一新、「県民に愛され、信頼され、頼られる放送局」を目指して「地域密着路線」を徹底してきました。報道や番組の話題も地域の「元気な話題」、「元気な人」を発掘すると同時に、「ラジオのみ」で終わるのでなく、和歌山が元気になる文化事業、イベントを積極的に展開、さらにはインターネットなどを通じて、「和歌山の良さ」を全国、世界に発信する試みにも取り組んでいます。
今年もぜひお城でまつりをと考えている時に、大橋建一和歌山市長が「まず、城から始めよ」の合言葉で、和歌山城という文化財、観光資源をもう一度見直し街の活性化や観光客誘致につなげようというコンセプトを強く打ち出されました。今日の一大イベントは、和歌山放送もこの趣旨に賛同、「和歌山まるごと食べにいこら！」と銘打った砂の丸広場の食祭とのコラボが実現したものです。
「ふるさとの音と風景」と題した西の丸のラジオまつりは、「木ノ本の獅子舞」「黒潮躍虎太鼓と紀州雑賀鉄砲衆」「団七踊」「和歌祭」など和歌山市内の祭りが同時にみれるという贅沢な企画。中でも地上５㍍で渡した２本の青竹の上で舞う獅子舞、戦国時代の火縄銃の射撃と戦勝太鼓を再現した黒潮躍虎太鼓と紀州雑賀鉄砲衆の演舞は圧巻でした。こうした祭りと芸能の伝統を守ってこられた地域の方々に敬意の念を抱くと同時に、和歌山のこうした宝物を再発見し、全国に発信していく重要さも改めて感じました。
また、お城の隠れたスポット、謎を再発見しながら歩く和歌山城クイズウォークの出発式には、プロ野球のセリーグで優勝を果たした阪神タイガースの一軍ヘッドコーチの平田勝男さんが和歌山城の一日城主として参加してくれました。市立和歌山商業高校出身の田村領平投手もゲスト参加。「来年こそ日本一になってや！」という阪神ファンの声に「伏虎像が建てられた年は、私が生まれた年と同じと知り、不思議な縁を感じました。和歌山城から力を貰ったような気がする」と日本一への決意を語っていました。
田村投手は、イケ面の好青年。タイガースの次代のスターという雰囲気を感じさせます。地元ファンからの温かい声援に「来シーズンこそリーグ優勝、日本一のチームの輪に加わっているようにしたい」と活躍を誓っていました。お城は市和商時代、毎日のようにトレーニングで走りにきていたといい、彼の野球の原点ともいえる和歌山城でのこの１日が、若虎雄飛のきっかけになることを心から願っています。
ラジオまつり＆食祭、仕事で行けなかったんです。
でも、大成功で良かったですね。
和歌山でしか見れないもの、和歌山でしか食べられないもの・・・。
時代がどんなに変わっても、肌に触れて感じって大切ですよね、
天気もよくて、よかったですね