2005年12月10日

やっぱ紀州!!

紀州お祭りプロジェクトの事務所051210_.jpg
(事務所のテープカット。真ん中が西平代表)

事務所よさこい祭りの大看板が051210_.jpg

踊りを披露する参加者.jpg

 和歌山市のぶらくり丁が10日は久しぶりに若者の活気と熱気を取り戻していました。和歌山放送の「お陽さまワイドー大きな木陰で」のラジオカーレポートで朝からぶらくり丁でのイベントを紹介していたのに誘われて、いつもお茶をするカジュアルレストラン「インターラーケン」に行くと、その隣に「紀州お祭りプロジェクト」の事務所が開かれたばかり。午後4時からのオープンセレモニーには、多くの若者や家族連れが参加、ウインズの「YAPPA紀州」の音楽に合わせて踊っていました。 オープンした事務所は、ぶらくり丁のアーケード内。旧丸正側から入るとマクドナルドの5軒東隣。「紀州お祭りプロジェクト」は昨年、今年と「おどるんやー紀州よさこい祭り」を主催、みごとに成功させた市民活動グループです。
 私も昨年、今年とその祭りを拝見しましたが、1年という短い時間なのにすっかり地域に浸透し、子供から結構高齢の方までが一つになって何回も練習し、祭り当日はそのエネルギーを爆発させるかのように生き生きとした表情で踊り、楽しむ姿に感動しました。また、和歌山の活性化のみならず地域社会や職場での世代を超えた結びつき、絆の復活という点からもエネルギーと可能性を確信したものでした。
 この祭り、そして今回、空き店舗を活用して事務所を開設した代表・仕掛け人が、そば・うどん店をチェーン展開する株式会社信濃路の若き女性社長、西平都紀子さんです。この祭りに賭ける思いなどは、日曜日の番組「宮上明子のゲストカフェ」(8月21日、ブログでも掲載)で語っていただきましたが、いま和歌山で最も元気印な女性、情報発信人の一人と言って過言ではないでしょう。
 事務所(電話073・426・4424)は、火、水曜を除く毎日午後1時から6時まで開き、祭りチームの募集や活動などの交流スペース▽各地の祭りやイベントなどの情報ボックス▽祭りの衣装や鳴子などお祭りグッズの展示・販売コーナーなどとして活用するそうです。
 事務所開きでは、西平さんが「和歌山の活性化、元気をだすには、よそ者、若者、ばか者の3者が不可欠」という趣旨のあいさつをしていました。よそ者の目で和歌山の良さを再発見すると同時に、違った発想といいアイデイアを素早く採り入れる。若者は、時代を変えていくエネルギー、そして最後のばか者は、「どうせやってもだめやで」とさめた目で他人の活動を批判するのではなく、「それおもろいな、いっちょやったろうか」という、いい意味でのおっちょこちょい人間、みこしを担ぐ祭り好き人間、夢を追うドンキホーテのような人間・・・という意味合いでしょうか。なかなかおもしろい表現です。
 事務所開きには、数十人のよさこいメンバーも駆けつけ、踊るメンバーとお城の写真を使った大看板が姿を現すと歓声が上がり、リズミカルなよさこいや「YAPPA紀州」の音楽で踊りも披露され、買い物客も拍手を送っていました。
 小さな事務所の開設ですが、和歌山の元気発信の大きな拠点、ぶらくり丁復活の起爆剤になるかもしれません。私もばか者のひとりとしてちょくちょく寄らしてもらおうかと思っています。
 

   
posted by wbs at 17:36| Comment(1) | 和歌山元気印
この記事へのコメント
“よさこい”いいですねぇ!
プーさんの会社のイベントにも出演して頂きましたが、一番盛り上がりました。
これからの活動、大いに期待しています。
Posted by プーさん at 2005年12月12日 03:25
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