2006年03月15日

東京で和歌山県人会

県人会長.jpg
(あいさつする在京和歌山県人会の根来泰周会長)

060314和歌山県人会二階大臣.jpg
(徳川宜子さんから花束を贈られる二階俊博経済産業大臣)


060314副知事.jpg
(小佐田昌計副知事も駆けつけあいさつ)
060314司会.jpg
(司会は鈴木賀恵さん)

 在京和歌山県人会による「二階俊博経済産業大臣就任祝賀会」が14日夜、東京都港区の虎ノ門パストラルホテルで、和歌山ゆかりの国会議員や経済人,文化人など約100人が集まって開かれ、二階大臣の就任を祝いました。県人会会長の根来泰周・日本プロ野球組織コミッショナーをはじめ、紀州徳川家の19代目にあたる徳川宜子さん、小村武・日本政策投資銀行総裁ら多彩な顔ぶれ。WTOの会議でロンドンから帰国して即国会の答弁と、相変わらず超過密スケジュールの二階大臣は「ふるさとは遠きにありておもうのもの、というが、どこにいてもふるさと和歌山をおもわぬ日は一日としてない。ようやく日本の経済も“日はまた昇る”という状況になってきたが、まだまだ悪い中小企業と地方振興のために現場の声を活かした新経済成長戦略をいま急いでまとめているところだ」とあいさつ。今回のロンドンに行った際も、トランジットでパリに立ち寄り、田辺を舞台にした映画をカンヌ映画祭で上映する話をまとめてきたなどWTOの“みやげ話”“とくだね情報”もたくさん飛び出し、二階大臣の和歌山へ賭ける思いがひしひしと伝わってきました。 根来会長は、冒頭のあいさつで大臣就任の祝意を述べた後「二階大臣には3つのことをお願いしたい」と、最近おかしくなっている中国との関係改善、不祥事が続きたるんでいる役人のお目付け役(管理指導)、それに和歌山の振興を、期待する発言がありました。
 二階大臣は、地方と中小企業の振興に重点を置いた経済産業省の新経済成長戦略に触れ「お役人の作文ではなく、現場の声を生かした具体的なプランをまもなく発表して実行したい」と決意を述べるとともに、和歌山についても「田辺を舞台にした映画(田辺を舞台にした映画は、すでに完成したものと、撮影中の2本ありますが、大臣に後で確認したところ、今回の話はすでに完成している「ストロベリーフィールズ」だそうです)を仏のカンヌ映画祭で上映するよう現地のジェトロなどと話を進めている。また英ロンドンでも上映したり、南方熊楠が一時働いていた大英博物館で、和歌山の宝物、例えば高野山の文化財を集めた展覧会などができないか、大使館に検討させている」「イタリアの経済大臣ともお会いしたが、それならイタリアでもぜひやりたいと話していた。イタリアと文化や経済の協定を結び、観光客やイタリアの文化を和歌山にもぜひ誘致していきたい」と、ふるさとわかやまの具体的な振興策や夢を語り、その実現に全力をあげる覚悟を表明していました。
 会場には、二階大臣に花束を贈った徳川家の子孫で現在建築設計の仕事をされている徳川宜子さん、谷口博昭国土交通省道路局長(和歌山市出身)、日本アルミットの澤村経夫取締役社長(新宮市)、海光電業の神山定夫取締役会長(金屋町)ら政財官、文化、スポーツ界と多士済々。会場の虎ノ門パストラルホテルの淵上洋治・取締役総支配人も新宮市出身、司会をしていた鈴木賀恵さん(打田町)は、かって和歌山放送でパーソナリティーをしていたといい、私にとっても新鮮な出会いと感動の有意義なひと時でした。在京和歌山県人会の皆様、ほんとうにありがとうございました。
posted by wbs at 00:41| Comment(0) | ディスカバーワカヤマ
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: