2006年04月18日

島社長おめでとうございます!

・島精機、経済産業大臣表彰受賞
 「発明の日」の18日、特許などの産業財産権制度を活用した優良企業として、和歌山市の島精機製作所が経済産業大臣表彰を受賞。今日午前11時から東京の赤坂プリンスホテルで開かれた授賞式では、島正博社長に片山さつき大臣政務官から表彰状が手渡されました。二階俊博経済産業大臣は国会の委員会審議に出席中のため残念ながら“紀州人の揃い踏み“はなりませんでしたが、久しぶりに和歌山にとって明るいニュース。和歌山放送の夕方のニュースでも何度も東京で式での模様を流していました。


島正博社長060107.JPG

(和歌山放送情報懇談会のシンポジウムで発言する島正博社長=今年1月7日) 和歌山放送では、今年1月7日、二階大臣を迎えて情報懇談会を開催、「和歌山新時代への提言ー今求められるもの」という二階大臣の基調講演に加えて、二階大臣のほか経済界を代表して島社長、行政から木村知事、大橋和歌山市長、教育界から小田和歌山大学学長、それに私も加わって「どう描く・和歌山新時代」というシンポジウム開き、熱心な議論を交わしたばかり。島社長については、昨年3月の同懇談会でも「和歌山から世界へーオンリーワン企業を目指して」という基調講演をお願いし、後続のベンチャー企業の社長とのパネルディスカッションに参加していただくなど、経営者として、また人生の先輩として私が最も尊敬する方です。

 島精機については、記事にあるように、電子制御横編み機の最大手で、海外で6割、国内で9割のシェアを持つトップ企業。受賞の理由は、特許の活用で成果をおさめてきたことが認めれれたものです。  1962年に設立以来、関連技術の独自のデータベースをつくり、徹底した市場調査に基づき、他社との優位性を打ち出す企業戦略で研究開発を進め、高い特許率や特許の実施率、さらに外国への特許率であるグローバル率が認められたものだそうです。

授賞式.jpg
 
 特許庁の中嶋誠長官も取材に対して「特許について素晴らしい戦略を持っており、出願に対する取得の割合が8割、海外への出願が9割、取得した特許の実施率が8割といづれも極めて高く、特許をうまく活用して、積極的に知的財産活動をされている」と高く評価していました。
 受賞した島正博社長は「これまで50年間、世界に無いものを造ろうという気持ちで開発に取り組み、実用新案特許や商標などあらゆるところで頑張ってきたが、これまでの活動が認められて本当に嬉しい。この受賞は社員にとっても良い自信と刺激になると思うので、これに安心せず、これからも頑張っていきたい」と喜びを語っていましたが、「安心せず・・・」のコメントが、「限りなき前進 Ever Onward」を掲げる島社長の真骨頂と感心しながら聴いていました。
ほんとうにおめでとうございます。
posted by wbs at 18:28| Comment(0) | 和歌山の各界トップ
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