
(ごちそうさまでした!
およばれした昼食)

(こんにちわ! あいさつがきっちりできる園児の目は輝いていました) 社会福祉法人「わらべ会」が運営して3年目。白やクリーム色の夢のある建物外観はもちろんですが、水間園長以下スタッフで工夫した保育の年間計画のユニークさに感心しました。昨年度のテーマは「にほんごであそぼう わらべうたであそぼう」、今年度は「文学万歳」です。
今年のカリキュラムを拝見すると、わらべうた、音楽、読み聞かせ、そろばん、書道、茶道、絵画、英語、体操、園芸、クッキング、お買い物ごっこ、子ども会議・・・と続きます。中でも驚いたのは読み聞かせでは、声に出して詠みたい日本語として、「朋有遠方より来たる」などの論語や「国破れて山河あり」などの漢詩などを、きっちり教えるというより、楽しみながら身につかせていることです。
「三つ子の魂百まで」といいますが、5歳児までにこんな保育を受けたら情操豊かな子どもが育つだろうな、と思うと同時に、ふっと私も再教育として通ってみたい、と思えるほどでした。
少子高齢化、核家族、共稼ぎ夫婦の増加で、親子のスキンシップが希薄になる中、小さいときからの詰め込み教育、そして最近ではテレビやテレビゲーム、コンピューターによるネットゲームと、子どもたちをめぐる環境は厳しくなる一方です。
小さいときこそ、伸び伸びと遊びながら人間としての基本をきっちり教えていく、そんな保育方針が感じられてほっとする一日でした。

(壁画の前にはチューリップの大きな花が満開)

(園庭の倉庫にも文学作品の一節が)


清水谷公園、くすのきさんでリス、そしてこの保育園、等等
お忙しい中、心が輝けるような出会いされているのが
こちらまで伝わりおすそ分けしていただいたような次第です。
この魅力ある保育園へ同じく私も通いたいと思いました。
私が混じれば、園児のほうが戸惑うでしょうが・・・(^_^)