
経済産業省の「明日の日本を支える 元気なモノ作り中小企業300社」に和歌山県からアクロナイネン株式会社など6社が選ばれました。
これは、20日の和歌山放送のニュースでも報じたように、「高度なモノ作り技術により、国際競争力を支え、経済活力の源になっている中小企業をわかりやすく紹介し、中小企業のやる気を引き出すと共に、若者のモノづくりに対する関心を高めてもらおう」と、中小企業庁が全国300の中小企業を選んで、冊子にまとめたものです。
東京から大部の冊子(経済産業省 中小企業庁編、440ページと資料)を送ってもらい、拝見しました。今年1月7日和歌山市内で開いた和歌山放送情報懇談会で、二階俊博経済産業大臣が「日本、和歌山には世界に誇れるいいものがたくさんある。それを世界に発信していく」、また「地方と中小企業を全面的にバックアップしていく」という趣旨の発言をされていましたが、そんな大臣のコンセプトが詰まった本となっています。
読んでいると、日本経済の活力は、こうしたモノ作りを愛し、たゆまぬ努力と研鑚を続けてこられた企業人に支えられていることが改めて伝わってきます。
経済産業省では、今回選定されたモノ作り中小企業の製品や部品を5月8日から6月2日まで、東京・霞ヶ関の本館1階ロビーに展示し、紹介することにしていますが、和歌山でも、多くの若者、特に小中高校生に「郷土の宝物」の存在を知ってほしいものです。・おめでとうございます!
この「元気なモノつくり中小企業300社」は、専門家や有識者5人で構成される事例集検討小委員会で選考したもので、「世界規模の市場で高いシェアを持つ製品を製造している」(製品がそのまま世界に流通する電気・電子分野など98社)、「国内市場を中心に高いシェアを持つ製品を製造している」(取引先の高度な注文にきめ細かく対応している自動車分野など98社)、「ニッチ分野に特化することで、他社にマネの出来ない独創的かつ高度な技術を持つ」(金型や金属処理分野など104社)企業です。
モノ作りの活発な地域から多く選ばれ、東京都34社、大阪府26社、愛知県18社がベスト3.和歌山県は健闘して6社。
和歌山県から選ばれた企業6社を、本の中から紹介します。
□精密ダイカストによる小型エンジン用ピストンを製造しているアクロナイネン (勝本 僖一社長)

□インジェクト技術でタマゴにも直接印刷できる技術を開発した紀州技研工業(釜中 甫干 社長)

□アクリル系樹脂の開発と量産技術を確立させた新中村化学工業(中村 公彦社長)

□とぎ汁を出さない無洗米製造機を開発した東洋精米機製作所(雑賀慶二社長)

□半導体評価用測定器や検査機を開発・製造した阪和電子工業(長谷部 巧社長)

□独自の科学技術で高機能ポリマー原料を供給する和歌山精化工業(竹田 純久社長)

従来のハンドルダイスでは、修正できない(アンカーボルト、スポット溶接ボルト、スタットボルト)などで狭い部分にあるボルトのネジ山を簡単、迅速に修正できるダイスです。
自動車整備や製造機械などは、簡単に交換できないネジが沢山あります。
これを簡単に修正できないかと考えた物です。
何とか世の中に出したいのですが、どうしたらよいのか分かりません、ご指導頂けたらとおもいます。