
(久しぶりのラジオドラマに出演する和歌山放送の看板アナウンサー、
右端は雑賀孫一役の桂枝曾丸さん) 昨年6月私が社長に就任以降、地域のラジオ放送局の役割は何か、を社内で討論、徹底的に地域の情報にこだわる「地域密着路線」を推し進めてきました。ラジオカーが街に出動、今一番おもしろいニュース、情報、役に立つ情報を届け、喜びも悲しみも県民とともにある「情報発信センター」に生まれ変わるべく番組作りを進め、かなり浸透してきました。リスナーやスポンサーの方からも「聞いてるよ」「面白くなったね」と声をかけられる機会が多くなりました。
この秋からも工夫を凝らした新番組が増えてきて順次ご紹介しようと思いますが、このラジオドラマもそのひとつ。
今回のラジオドラマは、雑賀孫一を主人公にした歴史ドラマ。独自のラジオドラマは5年ぶりとか。
原作・脚色は和歌山市立博物館の寺西貞弘館長。孫一役には、和歌山のおばちゃんこと、落語家の桂枝曾丸さん。孫一に鉄砲を売る堺の商人天王寺屋に川西清平アナ、孫一の部下には「つれわか」などのパーソナリティーでおなじみの小田川和彦、小林睦郎両氏や紅一点で宮上明子アナも登場します。
信長、秀吉を最後まで苦しめた紀州のヒーロー雑賀鉄砲衆がいまラジオドラマで生き生きとよみがえります。
1回目を聞いた感じでは、出演者のこのラジオドラマにかける意気込みが伝わってきます。
6日まで毎日午後2時45分から10分間。
8日午後0時30分から同1時30分まで一挙放送も予定されています。