２６日はあいにくの雨でしたが、雨の合間を縫って歩くと秋の深まりとともに街路樹の紅葉は一段と美しさを増していました。お城のお堀には、ユリカモメが次々と飛来、ハトの一団と勢力を争う勢いで、えさをついばんでいました。マガモとハトとユリカモメとコイの群れ・・・本格的な冬の到来を前にお堀周りは賑やかになってきました。
いつものクスノキさんにお参りすると、いつも掃除をしてくれている老人会の人がいたので、昨日のリスの話をすると、お城のあちこちにリスはいるよ、と。このクスノキさんの上に住んでいるというより遊びに来ているのではという説。「ここのリスは地べたを這わずに、木と木の間、枝の間を飛ぶように動いている」と話してくれ、昨日の行動を見ているだけに納得しました。空模様があやしいため、色鮮やかな紅葉渓庭園に入ると、通り抜けは出来ないものの完成したばかりのお橋廊下の中に入ることが出来、段々のヒノキのきれいな廊下を歩いてお殿様気分を味わってきました。
こんなお城が毎日自分の庭のように無料で入れて歩けるのは、ぜいたくでありがたい話です。
