
和歌山市にある和歌山大学周辺で進められているニュータウンに、南海電鉄本線の和歌山大学新駅が建設されることになり、25日起工式が行われました。南海電車に要望してから約23年、「ふじと台」の建設を進める浅井建設の浅井瑛介会長らの悲願がようやく実ったものです。国を動かし建設にこぎつけるのに大きな役割を果たした二階俊博・衆議院議員らが駆けつけ、着工を祝いました。私も参列しましたが
浅井会長や二階さんらの「ネバーギブアップの精神」に改めて敬服しました。

◎和歌山放送ニュース再録
□和歌山大学新駅、着工
和歌山市にある和歌山大学周辺で進められているまちづくりに関連し、南海電鉄本線に建設される新しい駅の起工式がきょう(25日)午前、行われました。
この駅は、請願方式で、地元の「和歌山市和歌山大学前駅周辺土地区画整理組合」が、事業主体になって、県や市とともに整備を進めるものです。起工式は、午前10時半から、和歌山市中(なか)の建設予定地で行われ、南海電鉄の関係者や前経済産業大臣の二階俊博代議士ら県選出の国会議員、国土交通省の幹部、それに、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事、和歌山市の大橋建一(おおはし・けんいち)市長らが出席しました。来賓の挨拶に続いて、事業主体や来賓の代表者らが工事の無事を祈願して、鍬入れを行いました。
新しい駅は、南海本線の孝子(きょうし)駅と紀ノ川駅のほぼ中間地点に建設されます。上下線それぞれにホームが設けられ、ホームをつなぐ橋に改札などを置く形式となります。総工費は、周辺整備も含め、およそ30億円で、5年後の2012年春までのできるだけ早い時期の完成を目指します。新しい駅は、和歌山大学の最寄り駅となるほか、周辺で行われている住宅開発をあわせ、開業時には一日あたり6000人の利用が見込まれています。
(2007-03-25 11:33)