2007年07月01日

クスノキさんと招き子猫

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(いつもお参りするクスノキさんと二つの祠)


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(この日手水近くで母猫と生後数日の三匹の子猫を発見)

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(心配そうに見守る母猫をよそに無邪気に戯れる子猫)

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(そのうち一匹が手招きのようなポーズ。これは縁起の良い招き小猫?)

 いつもお参りするクスノキさんの近くに最近猫の親子が住みついています。最初に私が確認したのが先月19日朝。この日は和歌山放送の株主総会でもあり、お参りに行ったところ、手水近くで生まれて数日という三匹の子猫が無邪気に戯れながら飛び回っていました。近くには母親が心配そうに見守っていましたが、子猫たちは怖れを知らず、私の近くまで飛び跳ねていました。しばし、その無心な子猫の楽しそうな動きを見ていましたが、そのうち遊びつかれた一匹が私の前で手招きのポーズ。これは朝から縁起がいいな、とうれしくなりました。いつもでんと構えたクスノキさん070623.jpg

(デンと構えた樹齢約450年のクスノキさん。自然と頭が下がり、手を合わせます)

鬱蒼としたクスノキさん070623.jpg

(戦乱、戦火、政争?を黙って見守り続け、鬱蒼と茂るクスノキさん)



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(23日には親猫と二匹の子猫を確認)

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(そのうち一匹は愛くるしい表情で)

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(1日お参りに行くと、猫の親子の姿が見えず心配しましたが、手水の陰に一匹の子猫を確認)

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(手水の水を飲んでいましたが、母親ともう一匹はどこに)

 その日の株主総会、取締役会は無事終了しましたが、総会終了後待ちに待った朗報も届くなど「招き猫の効果」?に驚きました。
 和歌山城の中は、毎日のように散歩していると分かるのですが、サギなど野鳥の天下であると同時に野良猫の天下でもあります。何匹の猫が棲んでいるのか知りませんが、それぞれの縄張りを決めているのでしょうか、毎日同じところで会い、人の顔を見ても逃げない主のような“大物ネコ”もいます。
 ハトやユリカモメなどに毎日えさをやる名物の“トリおばさん”のほか、コイやトンビ、そしてネコにえさをやるおばさんやおじさんがおり、お城内で棲むのが飼い猫になるより、幸せではないかと思います。
 ただ幸運を呼んでくれた招き子猫ちゃんたちは、心配で翌日行くとすでに親猫と子猫2匹になっており、誰かが連れ帰ったのでしょうか。
 しばらく子猫二匹と親猫の姿を確認していましたが、今日1日の朝お参りに行くと、家族の姿が見えず、帰ろうとしたら、手水の陰に子猫一匹を確認、寝起きでしょうか手水の水を盛んに飲んでいました。
 あたりまえのことですが、大きくなるとともに人に対して警戒心も強くなってきます。母親の下で一家水入らず、無邪気に戯れる時間も長くありません。三匹の子猫たちもそれぞれ別の道を歩み、厳しい自然の中で自分で切り開いて生きていかねばなりません。
 一時の幸運と安らぎを与えてくれた子猫たち。頑張れ!
posted by wbs at 18:35| Comment(0) | 和歌山城物語
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