

お城を散歩していると、はっと季節の変化に気づきます。自宅からお城までの間のけやき通り、先週7日、はじめてセミの鳴き声に気づきました。さぞや城内では、賑やかなことだろうと、いつものお城のコースを歩いても、ここではセミのなきごえは一切しません。豊かな緑が残るお城ではなく、自動車が行きかうけやき通りでさきにせみしぐれに出会うとはなんとも不思議です。
一方気がかりなクスノキさんの「招き子猫ちゃん」たちですが、9日早朝、クスノキさんの「気」をもらうため枝を触りながらしばし休息していると、祠前に母猫と子猫が一匹いました。子猫はかなり大きくなっていますが、母猫と別れて祠の下にじっとしていました。

また二の丸庭園を歩くと、草花がここぞとばかり咲き誇りまるで緑のジュウタン状態。お城の風景も季節ごとに変わり、生き物たちがそれぞれの方法で自己主張するので気が抜けません。