
「世界の書籍展」和歌山展(主催、創価学会世界の書籍展和歌山展実行委員会、和歌山放送など後援)が3日から和歌山市本町のフォルテワジマで開かれるのを前に、2日午後オープニングセレモニーが行われました。
「心は、広くて、豊かな方がいい」「だから、ハートにごちそうを!読書を、たのしく、おいしく。」というパンフレットのキャッチフレーズに引き寄せられましたが、展示されている中身にも圧倒されました。
トルストイやシェークスピアなど世界の文豪の作品や貴重な資料、それにジオラマなどを展示した「世界の文学コーナー」などももちろんですが、私が目に止まったのは、ガンジーの獄中書簡、ヘレンケラーやアンネ・フランクの直筆、トインビー博士の直筆原稿など昭和の歴史的な資料といえる貴重な遺産が並んでいるコーナーです。
この書籍展の英語のサブタイトル「BOOKS−HERITAGE OF HUMANITY](ヒューマニティーの遺産)の意味が分かったような気がしました。
若者の活字離れ、読書離れが言われているときだけに、ぜひとも子供たちに見てほしい展覧会です。
□和歌山放送ニュース再録
◎世界の書籍展、フォルテワジマであす(2日)から開催(写真付)
(2011年11月2日(水) 18:17)
広く社会に読書の大切さを訴えようと「世界の書籍展」和歌山展が、あす(3日)から和歌山市で開かれるのを前に、きょう(2日)オープニングセレモニーが行われました。

世界の書籍展は、人類の知恵の宝庫である本のもつ可能性や重要性を通して、ひとりでも多くの人に読書のある豊かな人生を見つけるきっかけにしてもらおうと、創価学会「世界の書籍展」和歌山展実行委員会が開いたもので、全国で29番目です。「世界の書籍展」和歌山展のオープニングセレモニーは、きょう(2日)午後、和歌山市本町のフォルテワジマで行われ、世界の書籍展和歌山展実行委員長の新井正人創価学会和歌山総県長や和歌山県の仁坂吉伸知事らおよそ100人が出席して、テープカットで開幕を祝いました。

書籍展では、名作は人生を楽しくすると題して、トルストイやシェークスピアなど世界の文豪の作品や貴重な資料、それにジオラマなどを展示した「世界の文学コーナー」や創価大学などが所蔵する世界の豆本展示、それに、2メートル20センチのガリバーブックの展示など 3つのコーナーに分かれて、およそ270点の書籍や資料が紹介されています。「世界の書籍展」和歌山展は、あす(3日)から今月(11月)8日まで、和歌山市本町のフォルテワジマで開かれています。入場は無料で、実行委員会では多くの来場を呼びかけています。