
今夕お城を散歩していると、ブラスバンドの行進曲が聞こえてきました。「あっそうか!」。近くの県立近代美術館博物館のエントランス広場でやっているたそがれコンサートと気づき、足を運びました。約600人の市民が夏の終わりを惜しむかのように和歌山県警察音楽隊・カラーガード隊のコンサートを楽しんでいました。「犬も歩けば・・・」ではありませんが、もうけたようなぜいたくな時間を過ごすことが出来ました。主催の和歌山県警と後援の和歌山ライオンズクラブの皆さんありがとうございました。


「おまわりさん たそがれコンサート」(和歌山県警主催、和歌山ライオンズクラブ)は、昭和37年から続いている市民の間に定着しているコンサートです。6,7,8月の各二回週末金曜日に行っています。この日は、この夏最後のコンサートで、和歌山放送ラジオでもこのイベントのお知らせをしたこともあり、「いつもは500人前後だが、今日は600人以上」といい、後援のライオンズクラブが用意しているプログラムやウチワはすべてはけてしまうほどの賑わい。子ども連れやカップルなどが思い思いのスタイルで、県警音楽隊の行進曲や「ドラえもんメドレー」「千の風になって」「グレンミラーインコンサート」など満喫、最後は「夏の思い出」を歌って終わりました。
これもなにげないところで音楽が楽しめる「和歌山のぜいたく」ではないでしょうか。
帰り道、近代美術館からみた夕日も夏の終わりを惜しむかのようにきれいでした。
