


お城を歩く時、一の橋から入って石垣上のクスノキさんにお参りして一周するものでいつも反時計回りで歩いていますが、最近もう少し体に負荷をかけるため天守閣に上がるケースが増えています。天守閣に上がる坂は3つ。半周して護国神社側の新裏坂を上がり、表坂を下りるコースが多いのですが、今日は気分を変えて二の丸広場側の裏坂から上がり、新裏坂に下りるコースで歩いてみました。視点が変ると不思議です。いつもは見えないものが、目に入ってきて新鮮です。天守閣の新裏坂側に百日紅(サルスベリ)が鮮やかな赤い花をつけていました。また、新裏坂を下りるところの石垣にはケヤキが見事な根を張っていました。この生命力、どこかのど根性大根どころではありません。その歴史と生命力に思わず脱帽です。


また護国神社の近くでいつものコースからは、みごとな松と見えていたものが、逆コースで歩くと、その病気、危機が見えて思わず「頑張って!」。この猛暑が心配になりました。
また、新裏坂側の石垣の刻印も目に入ってきます。この石垣ひとつひとつを囲んで大変な工事に携わった人々の苦労、誇りなどが伝わってくるようです。


