
300年に一度と言われる天体ショー「金環日食」が、5月21日朝和歌山県で見ることができるそうです。
和歌山放送では、このビックチャンスを逃すことなく、多くの人々、特に子供たちにこの感動を味わってもらおうと、和歌山大学観光学部の尾久土正己教授(天文学)監修のもと「みんなで金環日食をみよう」イベントを展開することにしました。
今回の金環日食は、九州南部・四国の大部分・紀伊半島から本州の関東付近にかけての地域などを通る「中心食帯」と呼ばれる帯状の地域の中で観測できます=国立天文台作成の図参照。
また、それ以外の地域では、日本全国で部分日食を見ることができます。中心食帯の中では、太陽の前面を月が通過するために、食が最大になる前後には、太陽がドーナツ状になる様子=「金環日食」を観察できるのです。
和歌山では6時16分24秒から、金環日食は7時27分0秒から見ることができます。食の最大は7時28分50秒、金環の終わりは7時30分41秒、日食の終わり8時53分03分と予測されています。県内はすべての地域で観測可能だそうです。
日食は直に見ると目を傷めます。和歌山放送では、学校などで活用してもらえるよう日食観察用グラス(一個500円)を販売します。 また、日食の際、学習に役立つ日食ガイドを尾久土教授監修で作成します。日食メガネとガイドは、いずれも和歌山放送のホームページからオンライン決済システム(PayPal)を利用した通販でも発売を開始しました。
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和歌山放送では、今後、日食観察関連情報などをUSTREAM放送などで展開していきます。